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慶祝スレッド「魔法内親王伝もなこ」第四幕

1 :名無し草:02/12/12 23:09
猶見たし、花に明け行く萌の顔〜殿下と王子と不思議な先生

第四幕の始まりは、萌宮もなこ内親王殿下はじめての公務から!
東北では不穏な動き、相変わらずの菊水に、水面下で燃え上がるALICE!
「れきしはいま、つくられているのです。」それでは、すたーと!!

第1スレ「慶祝スレッド 〜魔法内親王伝萌宮モナコ 胎動編」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1014568443/l50
第2スレ「慶祝スレッド「魔法内親王伝もなこ」第二幕」
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1021479230/l50
第3スレ「慶祝スレッド「魔法内親王伝もなこ」第三幕」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1030111258/l50

皇式祭都はこちらにあるです。
http://www60.tok2.com/home/keishuku/moe.html
「慶祝スレッド総合掲示板」
http://jbbs.shitaraba.com/sports/1776/keishuku.html

あと、覚えておいて欲しいるーるみたいなもの。
 ・このスレはsage推奨です。
  別にそうでなきゃいけない訳じゃないけど、今までのクセで(爆)
 ・話が独り善がりに成らない事。
 ・他の参加者の方に迷惑を掛けない事。
 ・キャラクターのOver'sを推測で書き込まない事。

皇女殿下からみんなへのおねがいです。
「あの、みんななかよく、なのです。」

2 :あらまし:02/12/12 23:10
始まりは極真っ当な、皇太子妃まさこ様のご懐妊による祝賀スレッドでありました。
ですが、何故かお生まれに成ったのは可愛らしいネコ耳と尻尾を持った魔法少女−萌宮もなこ様だったのです。
これは魔法内親王もなこ殿下を筆頭とした皇女を中心に繰り広げられる萌莫迦達の物語であります。
あなたは殿下に萌えるもよし、菊水のエージェントとなって皇統の盾となるもよし、軍人となって戦いの野に出るもよし、
あるいは殿下の御学友として楽しい学校生活を送るもよし。参加者一同あなたの参入を心からお待ちしております。

3 :名無し草:02/12/13 00:09
新スレおめでとうございます!

4 :名無し草:02/12/13 01:21
スレ立てご苦労様です。

5 :ALICE:02/12/14 13:08
裏慶祝スレ。萌えなき仮想空間で争うクリーチャーたち。
闘いに魅入られ、血を求めるモノたちよ、此処に集え。
http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=1776&KEY=1034338301&LAST=100

ALICEねたバレはこちら。
http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=1776&KEY=1038319577&LAST=100

6 :ひかみ1/2:02/12/14 14:39
>第三幕491より

数十羽の鳩が持つ糸の束にブランコのように座って、霊警隊員 新井ちゆと、その膝に乗った鳩の霊獣
音羽は空を運ばれている。東朝名物『はとバス』と言われるものだった。
はとバスは某駅の近くに着陸する。鳩の群れは一所に集まり、赤い髪の少年に成る。東朝に使える式神
名を火神 将と言う。今は訳あって子供の姿をしているが、本来は二十代の青年の姿を持っている。
「都内は目立つので、ここからは電車での移動です」
「ありがとう、ひかみ君。ここで十分です。音羽さんもいるし」
「悪かったなフォルア! 霊力が回復してればガキの手など借りなかったんだがナ!」
「……む(いつか決着つけてやる)」
「それじゃあ、ひかみ君またね」
「──あっ、あの!」
ちゆを呼び止め、ひかみは俯いたまま喋りだした。
「今日は、有難うございました。ちゆさんの戦いを見て、つくづく自分の未熟さを知りました。
僕はもっと強くなって、そして今度は僕がちゆさんを助けます」
赤いコートの中から一枚のカード(呪符)を取り出し、ちゆに差し出す。それは式神”火星神将”を
構成する上位符のうち『召還符』の術式をコピーしたものだった(本物と違って強制力は無い)
「これを掲げて僕を呼べば、何処に居ても駆けつけます。急いで作ったので、何回使えるかは判りませんが」
「……ありがとう。ふふ、なんだか携帯の番号もらったみたい」
「それと、母上の事なんですが…」
「はい、黒子さんが何か?」
「……母上は、本当は凄く寂しがり屋なんです。今日だって、以前は食事なんて出前で済ませていたし、
お風呂だって銭湯に行っていました。霊警辞めたのも、自分の霊力が「ちゃい」で霊警の機械と
合わなくなってしまって仕方なく辞めたんです。だから時々遊びに来てくれると、嬉しいです」
「う…(アレは、人肌恋しいと言うのかしら?)……判ったわ、善処します」
「有難うございます。それでは…」
ひかみは鳩の群れに成ると、ちゆに見送られ空に消えた。

7 :水上拓:02/12/14 19:32
>第三幕498

僕は病室のベットの横に座っている。今日は僕を助けて代わりに入院しちゃった菊水Aさんの
お見舞いに来てるんだ。ここは菊水総合病院といって、菊水傘下の病院だから大丈夫だよね?
菊水Aさんは栄養剤とかたくさん打たれていたけれど、今は普通に眠っている。
この人、本当に良い人だね。僕やカンヌキがともえお姉ちゃんの為に命を懸けるのは当然だけれど、
時々しか会わない僕なんかにあそこまでしてくれるなんて、菊水にしておくには勿体無いよ。
「それにしても、失敗しちゃったな」
軍隊のオニイサン達があんなに乱暴な奴らばかりだなんてさ。前はもうちょっとマシだったのに。
このままじゃ、お姉ちゃんまでいつ僕みたいな目にあうか分からないよ。お姉ちゃんはそれなりに強いし、
龍神が護っているから大丈夫だろうけれど、万が一が無いとも限らないしね。
……そろそろ決心をする頃かな? 待っているだけじゃ駄目なのかもしれない。
学校帰りのブレザー服のまま、ともえお姉ちゃんがお見舞いの花を持ってくる。
「拓くん、その人の具合は?」
「うん、寝てるだけ。大丈夫だよ、頭にも異常無いって」
「だ、だからそれは拓くんが、その、襲われているかと…ゴニョゴニョ」
お姉ちゃんは赤面しながら僕の横に座る。お姉ちゃんに菊水Aさんの事は話したよ。
時々様子を見に来てくれる人だって。でも僕が菊水と繋がりがあるって事だけは内緒にしておかないとね。
「……ねえ、お姉ちゃん。真剣に聞いてね? お姉ちゃんは今の暮らしでいい? 
それとも貫さんの、西朝のみんなのところに戻って西朝を復興したい?」
僕は思い切って聞いてみた。先走っちゃ意味ないのさ。まずはお姉ちゃんの本心を知らなきゃ。

8 :大工:02/12/15 15:51
いせ「年末ですわ〜。年末といえば、そう、あの歌ですわね。さあ、いきますわよ。
仔猫ちゃんたち、用意はいいかしら?」
わかば「いつでもどうぞ。」
いせ「それじゃ、逝きますわよ〜!わん、つー、わん、つー、すりー、ごー!」

「ふろいでーしぇーねるげってるふんけん♪とっほてるあうすえりーじうむ♪
うぃるべとれーてん♪ふぉいえるとぅるんけん♪ひむりしぇだいんはーいりひとぅむ♪
だいねつぁうべる♪びんでんびーでる♪ばすてぃーもでしゅとれんぐげたいると♪
あーあるれめんしぇん♪べるでんぶりゅーでる♪ぼーだいんざんふてる♪
ふりゅーげるばいると♪」
(中略)
「ざーいとうむしゅるんげん♪みーりおーねん♪でぃーぜんくすでる♪がーんつぇんべる♪
でるがんつぇんべーーーーる♪ぶりゅーでる♪いーべるむ♪しぇるとねん♪つぇすとむす♪
あいんりーべる♪ふぁーてるぶりゅーでるふぁーてるおっおー♪ふぁーてるぶりゅーでる
ふぁーてるぼーねん♪ざいとるむしゅるんげん♪ざいとるむしゅるんげんでぃーぜんくすでる♪
でぃーーーーーぜんくすでる♪
とーーーーーーほてるあーぅす♪えりーじうーむ♪
ふろーいでーしぇーーーーーーーーねる♪げーーーーーってるふんけん♪
しぇねるげーーーーーーーーてる ふんけん♪」
たかたかたかたかたかたかたかたか♪たかたかたかたかたかたかたかたた♪
たんたんたんたんたんたんたんたん♪たんたんたんたんたんたんたんたんたーーん♪
たん♪たかたかたん♪

みつば「しぬかとおもったの…さんそ…さんそ…。」
よつば「1じかんちかくもうたいっぱなし〜は、はいにくるの〜〜〜。」

9 :ひりゅう宴会風景:02/12/15 16:24
>8
パチパチパチパチパチパチ!

全員の拍手に包まれ、見事に第九を歌い切った水兵達は、照れたように何度もお辞儀している。
それぞれ小、中、高校生くらいの双子三組の少女達で、最近流行りの猫耳と尻尾を付けている。
非常に絵になる合唱隊であった。

撫子「ひっく…可愛い合唱団ね」
亀雄「撫子さん、飲み過ぎですよ」
ヘリ運「むむ。小さめの具をルウがドロドロになるまで煮込み、口の中でライスとそこはかとなく
     もったりとしたハーモニーを生み出す旧き良き味。これが横須賀海軍カレー…」

10 :4研相田@艦上パーティ:02/12/15 19:45
>第三幕499

うめー料理うめー。
マジでこの艦マジ天国。っていうか研究所がマジ地獄。
帰りたくねー。などと思ってると

小さな女の子が話しかけてきますた。
この子、確か。アレだな。さいたま……じゃなくて、なんだっけ?
まあいいや。とにかくなんかアヤシイアレなんだよな。そうそう。
この子と艦長との関係のほうが怪しいけどな。むしろ危ない。
「こんばんは〜航海中は大変お世話になりました。ありがとう」
こっちもぺこりと頭を下げる。教育番組のお兄さんになった気分だ。

>「お2人はとてもお似合いですね☆きゃは☆」


 いな     ∧∧    お
 いん    (´∀`)   
 言と    X_@X   似
 葉聞    U|   |U  
 かこ     ∪ ∪    合
 |え
 |の           い
 ! !

11 :4研相田@艦上パーティ:02/12/15 19:46
いや実際お似合いなんだけどね。研究者と実験体だからさ。
でもこのあふれてくる涙はなぜ?教えてあるむの森の木よ。
「お、おませさんだね。大人をからかっちゃいけませんよ。ははは(ポリポリ)」
「え〜、つまんな〜い☆」
女の子はぷくっとふくれる。
「ねえねえ、お姉ちゃんのほうはどうなの?」
M0-eはじっと女の子を見つめている。完全な実体ではないこの子に、
何か違和感を感じているらしい。
「……」
「……」
期待を込めた目でM0-eを見つめる女の子。
M0-eはロボ子なので雑談スキルがない。何を言えばいいのか分かってない。
俺は一瞬の隙をついてアイコンタクトを送った!!!
【ご・ま・か・せ】
M0-eは言った。棒読みで。
「相田さんはすばらしい研究者です」(ちがうだろ)
「きゃーっ☆ふたりはらぶらぶ☆?」(なぜそうなる)
とびあがって喜ぶ女の子。顔真っ赤。

つ、疲れる……


12 :ひりゅう宴会風景:02/12/15 20:50
ふたば「ふなだまふなだま!!」(酔)
むつば「ふなだまふなだまふなだま!」(酔)
よつば「ふなだま〜〜!」(酔)

いせ「あなた達、何やっているんですの?」

よつば「ひっく…べーつーにー」(酔)

13 :(゚∀゚)アヒャ酒「さいたま」:02/12/15 22:46
>>前スレ502
安達大佐に敬礼を返す星野とお辞儀をする蛯原。
「どうも。」
一言だけ言って興味なさそうに座る星野。
「そうなんですよぉ。せっかく皆さんと仲良くなれたのに残念です。」
笑顔で日本酒をこくこく飲んでいる蛯原。
ちなみに彼女のそばには一升瓶がスタンバイしてあり、なおかつそれがほとんど空いていた。
「転勤は公務員の常ですから。」
星野が一言だけ付け加える。実はかなり蛯原に飲まされているらしい。顔がほんのり赤かった。
「まぁたそんなことを〜。あ、大佐は何飲まれてるんです?あ、ウーロン割ですね。はーい、作って差し上げますよ。」
「えっ?あ、その……」
コップをひったくられ、うろたえる安達を無視して鮮やかな手つきでウーロン割を作る蛯原。
「まあ、またきっと会えますよ。そんな気がするんです。」
見れば蛯原はさっきから水兵たちみんなのドリンクをつくっているらしい…というか、行列が出来ている?
「大佐ぁー、早くしてくださいよー(゚∀゚)」
「早くボクの分もお願いしますぅー(゚∀゚)」
「ああ、すまないね……」
慌てたように列を開ける。水兵たちは何かに取り付かれたかのように水割りを求めていた。
「じゃあ、失礼するよ。」
「はい、また。お元気で。」
列を離れ、飲むつもりではなかったウーロン割と水兵たちをちょっと見て、それから一口飲んだ。
「………(゚∀゚)アヒャ?」

星野「…ちょっと…そのお酒どうしたのよ…」
蛯原「え?これね、行きつけのバーのマスターがくれたの。美味しいのよぉ〜。飲んでみる?」
星野「……あたしは…遠慮しておくわ………」
酒瓶のラベルには踊る2人の(゚∀゚)アヒャと顔のある太陽の絵。墨字で「さいたま」と記されていた……
水兵達「さいたまさいたま!(゚∀゚)アヒャヒャヒャ!!」

14 :ひりゅう宴会風景:02/12/15 23:21
「あふ〜。呑み過ぎちゃった」
撫子は酔いを醒ましに船縁へ向かう。先客が居るようだ。水兵が独り、
手摺りに肘を乗せて暗い海を見詰めている。尻尾が左右に揺れているのは、風だろう。
撫子は少し離れて隣に並んだ。冷たい夜風が火照った身体を冷ましてゆく。
「ん〜、気持ちいい」
「…はあ。………………はあ」
隣の少女は、さっきから溜息ばかり吐いている。撫子は少し気になった。
「はぁい、どうしたの? 気分悪いの?」
その少女は、チラリとこちらを一瞥する。
「…別に」
「あなた、さっき歌ってた子ね? とても上手だったわ」
「…別に」
「その猫ミミとシッポ、可愛いわね。もなこ様グッズ?」
「…別に」
「………ははーん、恋煩いね?」

15 :ひりゅう宴会風景:02/12/15 23:23
>14

少女の猫耳がピンと立ったのは、顔を上げた反動だろうか。
「な! なんで!?」
撫子はからかったつもりだったが、図星を突いてしまったようだ。
「ふふふ、お姉さんは人生経験豊富なの。よかったら相談に乗るわよ?」
多分に漏れず、撫子も色恋沙汰に首を突っ込むのは大好きだ。
「………たべ…じゃない、好きな男がいる。だがライバルが多い。みんな狙っている」
「へー、あなたみたいな可愛い子に好かれるなんて、よっぽど良い男なのね」
「そいつは(タバコ)臭くて、(性格が)甘くて、優しい。誰にでも優しい。凄く鈍感だ。
私の事なんか、ただの子猫と思っているんだ」
「誰にでも優しいのなら、条件は一緒じゃないの?」
溜息をつく少女。
「だがロリペドで腹フェチだ。体の大きい私は、他の子に適わない」
少女は少なくとも撫子よりは小柄だ。一体どんな人物なのか、撫子は想像できなくなってきた。
「ええと、そういう場合は既成事実を作っちゃうのよ。ヤられる前にヤレ、よ」
「し、しかしそれは…」
「誘いをかけて、向こうから襲わせちゃうの。つまりゴニョゴニョ…」
少女の尻尾がぶわっと逆立つが、撫子の視界には入らなかった。
「そんな…」(赤面)
「ただのアドバイスよ。でも、ちゃんと告白できるのなら必要ないけれど」
「いつは〜、なに話してるの〜?」
小さな猫耳水兵がやってきた。そのライバルの一人だろうか?
「寒くなってきたわ。それじゃあね」
撫子は船縁を離れた。
「……ちょっと無茶なアドバイスだったかしら…」

16 :両義社:02/12/15 23:37
ミソギ「そんな所に居たんですか。」
廃屋となったビルの一室で、長髪・痩身の男が声をかけた。
ソウキ「・・・・何者だ。」
それには答えず、男は勝手にしゃべり続ける。
ミソギ「木々に聴いてやっと居場所を探り当てたんですよ。」
ソウキ「何者だ!」
スーツの中の符に触れるソウキ。
ミソギ「申し遅れました、私は両義社所属の式神、ミソギと申します。」
ソウキは立ち上がろうとし、苦痛にうめき声が出そうになった。
ミソギ「まだ傷が癒えていないようですね。・・・ヤドリギ。」
ヤドリギ「はいは〜い!」
ミソギの後ろから現れた、身長80センチほどの日本人形。
ヤドリギ「好きなだけどうぞ〜!」
差し出されたその手には怪我を回復させる符が握られていた。
ソウキは無言で受け取ると、怪我をした箇所へ当てる。
ソウキ「何のようだ・・。」
ミソギ「我々は近々ある作戦行動を起こそうとしています。詳細はここでは言えませんが、おそらくあなたにもメリットがあるはずです。」
ソウキ「鬼か・・・?」
ミソギ「鬼どころか、その後ろにいる方にも・・・。」
ソウキはその一言に目を見開く。
ソウキ「あの女官か!?」
ミソギ「ええ、ただ、作戦行動を優先させていただきますが・・・。」
ソウキは沈黙した。
ミソギ「答えは今すぐでなくても構いません。」
ミソギは一枚のメモを渡した。
ミソギ「それは我々の諜報員の携帯番号です。いい返事をお待ちしておりますよ・・・。」
その場を立ち去ろうとするミソギの後をヤドリギがとてとてと追いかける。
ヤドリギ「じゃあ、またね〜! ばいば〜い!」

17 :両義社:02/12/16 00:22
都内のアパートの一室に、三体の式神の姿があった。

ツチクレ「ねえ〜、まだこの姿でいなくちゃならないの〜?」
ホテリ「マスターに言われたでしょ、罰だって。」
ツチクレ「でもさ〜。いくらなんでも不便だよぅ〜。」
いま、ツチクレはオコジョの姿をしている。
人の形を構成するには符が足りず、仕方なくこの姿をしているのだ。
ツチクレ「火生土で回復させてくれよぅ〜。」
ホテリ「うるさいなあ、もう! 自信満々で出撃してって、負けて還ってきたあんたが悪いんでしょう!」
ツチクレ「だって・・・。」
ホテリ「だってじゃない! もう、これだから失敗作は・・・。」
ツチクレ「・・・・失敗作っていったね?」
ホテリ「なによ、ホントのことでしょ?」
ツチクレ「こうしてやる!!」
バリバリバリ!
ツチクレはホテリが内職で作っていた造花を食いちぎり始める。
ホテリ「あんた、なんてことを!!」
ツチクレ「僕のこと馬鹿にしたホテリが悪いんだよ!」
ホテリ「もう、許さない!!」
ツチクレを捕まえようとするホテリ。
体が小さい今のツチクレは、ちょろちょろと器用に逃げ回る。
ホテリ「待ちなさい!!」
思わず手元にあったものをつかんで投げる。
ツチクレ「そんなの当たらないよ!」
ホテリ「このっこのっ!」
どたばたと二人の掛け合いは続く。

コンゴウ「・・・内職、続けようよ・・・。」
体に似合わない小さな声は二人には届かなかった。

18 :ひりゅうたん:02/12/16 00:41
>11
若く有能な研究者に対する尊敬という名の愛情…なるほど…そういうのもあるのね…☆
(そういうふうに解釈したらしい)
「お兄さん、お姉ちゃん、ありがとう。あたし、そろそろいくね、末永くお幸せに☆
ああ、と。忘れてた。これ、だり〜ん…艦長からです☆ハムです☆あとね…これは
あたしから。あたしのメルアド。なにかあったらメールしてね☆それじゃ、またいつか☆」

「知己は多ければ多いほどいい」ってだり〜んも言ってたからね☆外部にもお友達がいた
ほうがいいもんね☆
「さて…と。」
にくまん女、どこにいるかな?あいつにお返ししてやらなきゃ気がすまないんだから!
つくつくつくつく…。

19 :ひりゅう宴会風景:02/12/16 00:42
>15,18

「う〜寒い。冷えすぎちゃった」
撫子は半分ほど中身の残っている直接ボトルに口を付け、ゴクゴクと飲み干す。
「うへ〜」
オヤジである。酒を入れて酔いは深くなったが、身体は温まらない。
視界に、独りで会場をうろうろしているょぅι゛ょを捕捉する。
「(タタタタタ…)ひりゅうちゃ〜ん(がばっ)ゲットぉ〜!」
「うわ☆撫子お酒くさ〜い」
「んふ〜。ああ、ぬくいー。ょぅι゛ょって体温高いわね〜」
スリスリ…。撫子はその場で座り込んでひりゅうに頬擦りする。
「はなして〜!」
「んふふ…今日は、ひりゅうちゃんに教えなくちゃいけない事があるの」
そう言って撫子は徐にょぅι゛ょの胸元を摘む。
「えっ? あっ何あひゃ☆きゃはははははははは!? くすぐったい〜」
「うりうりうり」
「きゃははははダメぇ! そこは☆だーりんだけ、だりーんだけなの〜、ひゃはははぁ」
「ね? こんな事しちゃ駄目でしょ? やったらやり返されるのよ? わかった?」
「わかった☆わかったから〜」
「じゃあ、ゴメンなさいは?」
「ゴメンなさい〜☆ゴメンなさい〜☆」

20 :菊水わかば2等水兵:02/12/16 00:48
>13
歌を歌って戻ってくると…
「あひゃふふふふふ…。いっこ2水、楽しいなあ。うふふふふ、あひゃひゃひゃ。」
安達大佐が壊れてました…。
「建艦だの人外だのと浮かれていられるのも今のうちだ…ふふふふふふふふ。そうやって
内憂にかまけ外患に気づかずいるがいい!!叩き潰してやる。貴様らを叩き潰し、世界
列強に伍する強い海軍を私が作り上げる!!馬鹿供が、首を洗って待っているがいい!!
ふふふふふ!あひゃひゃひゃひゃ!」
完全に壊れました…。あのお酒は…なんなんでしょう…。
「いっこ2水。折角だからお前も飲むといい。あひゃ。」
うぐ!やめてくだ…うぐぐぐぐ…わたしお酒はだめなんで…。

…アヒャ(゚∀゚)

21 :ごことさんこ:02/12/16 01:08
>15
みつば「いつは?どしたの?かおまっかなの〜。またふなよい?おふねうごいてないのに〜。
だらしないの〜。」
いつは「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!」
げしげしげしげしげしげし!!
みつば「うごうげうごうげうごうげなの!!」
いつは「…はぁ。」
みつば「ぎぎぎぎ…なの。」(ぱたっ)

22 :青い目の王子様:02/12/16 22:24
帝都を走るリムジン。
前後左右を兵士に囲まれる厳重な警備体制の中で、はしゃいでいる少年が一人。
「すごいや!トウキョウって、こんなに高いビルばっかりなんだ!」
「そうですネ、ストックホルムではここまで高い建物は作りませんカラ……」
「こらこら、あまりはしゃがないの。日本の方々が見てますよ?」
「でもすごいよ、母上!うわあーっ、あの上ってどうなってるんだろう?」
指差す先には東京タワーがある。

沿道はスウェーデンの王太子夫妻を歓迎する人々でごった返していた。
窓を開け、手を振る夫妻。夫妻での来日は2度目だが、前回にも増して人気は高い様子だった。
元々皇室とは深い交流のある間柄である上に、夫妻はまだ30歳前半の若さ。
長身美男の王太子に金髪碧眼の王太子妃。某B国の皇太子夫妻に劣らぬ美貌を誇っているのであっては無理もない。
「そうか、お前がはじめて来た時はまだ6歳くらいだったからな…景色などは覚えていないか。」
「やだなあ、父上。少しくらいは……覚えてるよ…」
「殿下、王子は緊張しておいでなのですよ。」
「はっは、そうか、そうだったな。お目当てがあったのだったな、カールには。」
「ううっ……先生の意地悪……」
夫妻の一人息子カールは今年で9歳。もなことは3年前に会ったきりである。が、子供心にももなこの印象は相当強かったようである。
今回の来日に無理を言って付いてきた挙句にもなこに歓待の宴への出席を要請したくらいであるから。
そして、今回の旅には随行が一人いる。
カールの音楽講師であり、世界的な名声を持つ声楽家エリック・スヴェンスキー。
来日公演中の身であったが、カールの「お願い」によって随行を認められていたのだ。

「プリンセッサ・モナコ……か。」
ロシア系の精悍な顔立ちについた切れ長の碧眼がふと、窓の外にその視線をを投げかけた。
沿道は相変わらずの賑やかさ。カメラのフラッシュががんがん焚かれ、テレビカメラが100mとおかずに立てられている。
「……はたして話に聞く‘法を使う者‘なのか……」
独り言はざわめきに紛れ、聞こえることはなかった。
興奮する王子と、笑顔を振りまく夫妻と。車はゆっくりと、迎賓館を目指していた。

23 :4研相田@艦上パーティ:02/12/17 18:11
>>18
わーいやったーハムもらっちゃったー。
(なんでハムなんだろう……)
お幸せにという言葉が気になるけど。
君も元気でね。

M0-e、なに見てるの?
って>>12
はやばいよ!今度こそ噛まれるって!!

24 :藤倉大佐:02/12/17 23:16
ふう…みんな楽しんでくれてるみたいで、よかった。それにしても、はに〜は
どこへ行ったんだろう?…。ん?なに?時間だって?わかった。すぐ行く。
「え〜皆さま、宴もたけなわ、大いに楽しんでいるところだとは思いますが、
そろそろお時間となりました。航海の無事終了と皆さまの前途を記念して、
三本締めで締めさせていただきたいと思います。それでは皆さま、お手を拝借。
よ〜ぉお!」

25 :4研相田@艦上パーティ:02/12/17 23:30

ぱぱぱんぱぱぱんぱぱぱんぱん

26 :ひりゅう宴会風景:02/12/18 00:03

ぱぱぱんぱぱぱんぱぱぱんぱん


27 :藤倉大佐:02/12/18 00:15
ぱぱぱんぱぱぱんぱぱぱんぱんっ!

「皆さん、ありがとうございました〜!
お料理の方はおみやげにすることもできます。係のものにお申し付けください。
それでは、最後のお時間がくるまで、いましばらくご歓談ください。
なお、この後、後片付け作業隊はステージ前に集合せよ。」

28 :終了。:02/12/18 00:18
こうして、ひりゅう訓練航海における行事はその全てを終了した。

29 :ひかみ1/2:02/12/18 00:49
>6
ひかみは黒子の屋敷に戻ってきた。
鳩の群れは扉の隙間を符に戻ってすり抜け、符は直接黒子の前で跪くひかみの姿に成った。
「母上、ただいま戻りました」
「あははーっ。お帰りなのですーっ。ひー君も、今日はご苦労様でしたーっ」
ひかみは頭を上げず少し沈黙し、そのままの姿勢で黒子に問いかけた。
「……母上、お聞きしたい事があります。今日戦った式神の形式は母上の……僕と似ていました」
あの時あの場所の五行の偏りの所為かもしれないが、あそこまで顕著な火生土が起きるのは稀である。
考えられるのは相手が、あのツチクレが自分と近い存在だということ。例えば兄弟と言ってもいいくらいに。
「そうですかーっ。珍しいですねーっ」
「はい、珍しいです。母上の術式は特別です。普通の術者には真似するのだって至難のはずなのに。
母上もあの呪符をご覧になったでしょう? 式の基礎はほぼ同じでした。
……ひょっとして母上は、何かご存知ではないのですか?」
黒子は黙ってひかみを抱き寄せた。その赤毛を撫でり撫でりする。
「ひー君が気にすることではないのですーっ。ひー君には、もっと大切な御役目があるはずですーっ」
「…はい」(MP+10)
「……必要があれば教えます。無用な雑念は捨てるのですよ?」
撫でり撫でり。
「…はい」(MP+10)

30 :ひかみ1/2:02/12/18 00:51
黒子はひかみを撫で続ける。創造者の胸の中、ひかみは気持ち良さそうに目を瞑る。そう、雑念は要らない。
「………」
雑念では済まない、大きな問題がもう一つあった。ひかみは目を開け黒子を見上げる。
「母上…僕、ちゆさんの事が…その……とても気になります」(赤面)
「あはははーっ。それはあの娘から大量のMP貰ったから傾倒しているだけですーっ。
ひー君は人に近しい心を持っていますがっ、構造は似て非なるものなのですーっ」
それは、ひかみにとっては冷徹な言葉として響いた。
「そんな…それじゃあ僕は、たくさんMPくれた人に、簡単に心移りしちゃうんですか!」
人あらざる黒子が創造したからこその強大な能力と、不完全な心を持つ火星神将。
まあ、単に黒子が色恋が不得手だというだけなのかもしれないが。
「だからこそ、ひー君を完全には創らず、その代わり自らを成長させる力を与えましたーっ。それに
大切なものを大切に思う気持ちは人と変わりませんよ? この六九式が皇統に尽くすのと同じですーっ」
黒子はひかみを撫でながら、居間の壁に掛かった”現人神”の掛け軸をいつまでも見詰めていた。


31 :藤倉大佐:02/12/18 00:54
いや〜。宴会も終わったね。よかったよかった。…泥酔者が何人かいたけど。しかし安達教官、
今日はすごく酔っ払ってたなあ。もともとお酒飲まない人なのに、どうしたんだろう。
(がちゃり。)
あれ、鍵が開いてる。はに〜、鍵閉めなかったんだな。ん?なんだか香ばしい香りが…
お酒の…匂いじゃなくて、臭いだ…。
(ぱちん。電気をつける。すると、ソファーに横たわる女性が一人。服は乱れ、
あられもない姿となっている。)
うあ…おいおい。これは目のやり場に困ってしまうなあ。ははは。まいったまいった(赤面)。
(女性の顔を見る。)大和アナだ…。なんでまたこんなところに。とりあえず起こして、寝室へ
連れて行こう。ちょっと、失礼。もしもーし。もしもーし。だめだ、起きない…どうしよう…。
仕方ない、今日は僕が空き部屋で寝よう。…風邪引くかもしれないし、毛布を掛けてあげよう。
…しかし……大 き い な あ…………………(じ〜〜〜〜〜〜〜〜っと胸を見る。)
…いやいや。眠っていることをいいことにねしねししようだなんて、敏男、お前はそういう男では
ないだろう。全く。魔がさすってこういうことを言うんだなあ。それじゃあ、おやすみなさい。
(と、毛布を掛けようとしたその時だった。)
「うわ〜ん!だり〜ん!なぐさめて〜〜〜〜!!」

32 :藤倉大佐:02/12/18 00:56
あ、はに〜、おかえり。どうしたの!?泣いちゃって。何があったんだい?
「あたしのむねが、ばすとう゛ぁーじんが、、、、、だり〜ん?なにしてる、の?」
?はに〜の顔が青ざめてる。なんだろ。
「なんでにくまん女がここにいるの?」
うん。大和アナ。寒いだろうと思って。毛布を掛けてあげようかと。なんだか汗もかいてるみたいだし。
「汗をかくようなことをしてたの…☆」
うん。そうだろね。かなり激しく動いたみたいだね。息も荒いし。
「激しく…息も…荒い…☆」
服もこんなに乱れちゃって。本当に風邪引いちゃうよ。よいしょっと。(バフッ)
「乱れて…☆よいしょっと………だり〜んの、う゛ぁかぁぁぁぁぁぁぁ☆!かわきもん!うわきもん!
ぼっけもん!出てって☆この部屋から、出てけぇぇぇぇぇぇぇぇ☆!!」
うわ!!ちょ、ちょちょ、はに〜!はに〜!!
(がちゃ。)
あ、鍵閉められた……
きっとこれは、一瞬でもねしねししようと思った僕への罰なんだ。うう…今日は1人で寝よう…。

そして、部屋には泥酔している女と艦の精霊である少女の2人が残された。
「ごめんなさいしたのに、こんなひどいことするなんて!もう、許さないんだから!☆」

33 :おしおき☆おしおき☆:02/12/19 00:28
「てれれてってて〜☆びにーるてーぷーーーー☆」
戸棚にあった荷造り用のビニールテープ。くるくるくるくる。くるくるくるくる。
「うふふふ。とりあえず手と足に巻いてみますた☆これでおっけ〜☆逃がさないんだから☆」
白い水兵服の裾をたくし上げる。ずるっと。上半身があらわになる。もちろん下着も。
「てーぷに引っかかっちゃって、全部脱げない…まいいか☆それにしても…にくまん…。あう…。」
むにゅ。むにゅむにゅ。
「はふぅ…☆たしかに、だり〜んがこういうのが大好きっていうのもわかる気がする…でも、それと
これとは話が別!あたしのだり〜んをこいつでたぶらかしたのね!☆」
わしっ。わしわしわし。ひりゅうのちいさな手の平では掴みきれない。おもむろに立ち上がり、
流し台へと走る。そして、食器棚に手を伸ばし、なにかをもってきた。
「…。おわん。」
おわんを被せてみた。おわんが被さりきらない。
「…。しゃもじ。」
しゃもじで、ぺしぺし、ぺしぺし。ぺしぺし、ぺしぺし。

34 :おしおき☆おしおき☆:02/12/19 00:31
「…。なんだか、おしおきになってない…☆っていうか、この胸を見ているとだんだん惨めな気分に
なってくるよぅ…☆あたしがいくらエステしたって、胸なんか大きくならないし…。だり〜んはきっと
いまのままでもじゅうぶんすてきだよ、って言ってくれるだろうけど…。」
だり〜んの本棚には、いえろーきゃぶぎゃるずの写真集があったりとかするし、マガジソやサソデーは
グラビアページから読み始めるくらい…大きいのが好きなのも知ってる…。
そして、あたしはずぅっと、あたしが沈むその時までこの姿のままだっていうことも知ってる…。
「ほんっと、くやしいなぁ☆ ぜぇったい、だり〜んは渡さないんだから☆ おんなは体だけじゃないん
だから!☆うりゃっ☆」
と、胸の谷間に顔をうずめて泣いてしまった。ひっく。えぐえぐ。
次第に嗚咽は寝息に変わり、部屋の中には安らかな寝息のデュエットが響いていた。

2人が寝たのを確認すると、聞き耳を立てていた藤倉大佐が、鍵を開けて入ってくる。そして、撫子の
両手足に巻きつけられているビニールテープをほどいて、2人に毛布をかけてやる。
「はに〜、大丈夫だよ。僕ははに〜の、この「ひりゅう」の初代艦長で、君が生まれた時からずうっと
そばにいるんだから。そして誰よりもこの艦を、はに〜のことを愛してるんだから。
……朝が心配だなあ。この状況を大和アナになんて説明したらいいんだろう……ウツダネヨウ。」

35 :撫子@ひりゅう??室:02/12/20 21:29
>34

カラカラカラカラカラカラ…。
「う…ん?」
変な金属音と腹部への圧迫感に撫子は目を覚ました。
「起きた☆撫子?」
頭上の壁に微笑むょぅι゛ょが立っていた。
「ええっと……ひりゅうちゃん?」
自分が何処にいるのか判らないが、ひりゅうの立っている所が床のようだ。
「え? えっ?」
そして撫子はようやく自分が吊るし上げられている事に気が付いた。ひりゅう船内の何処かだと思うが、
薄暗い部屋の中で鎖でぐるぐる巻きにされている。
「あたし撫子のおかげで学習したの。女の子のお胸は大事なと・こ・ろ☆だから、むやみに
いじっちゃいけないのね。ゴメンなさい☆撫子」
「わ、分かってくれればいいの、よ…」
つくつく…と、ひりゅうは笑みを絶やさぬまま近付いてくる。不気味な雰囲気に気付いて撫子は身をよじる。
「そしてもう一つ、やったらやり返されるのよね」
「あっ、ちょっと何きゃあ!」
ひりゅうにズボンを摺り下ろされ、撫子はお尻を剥き出しにされてしまう。
「こ・れ・で・よ・し☆ちょっと待っててね〜」
背後でょぅι゛ょが壁の方へ向かい、んしょと背伸びして、また戻ってくる。
「何? 一体何なの? 夢?……夢よね、うん(ぴしっ!)きゃん!?」
お尻にチクリとした痛みを受け、撫子は思わず悲鳴を上げた。
「きゃはっ☆あたし非力だから、道具使ってもいいよね?」
「(ぴしっ!)んっ(ぴしっ!)あっ(ぴしっ!)ひっ(ぴしっ!)ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい!」
「きゃははは☆撫子もう根をあげるの? 夜は長いんだから☆いっぱいいっぱい遊びましょ〜」
ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ! ぴしっ!
「もう堪忍してーっ!(泣)」

36 :撫子@夢でした(爆):02/12/20 21:32
>34,35

ひりゅうを胸に乗せたまま、撫子はうなされていた。
「ごめ…ごめんなはい……かんにん…て」
びくびくと左足の爪先が痙攣している。
「…らめ! おひりはらめぇ……」

──数時間後。

「(゚∀゚)アヒャ!…………う…ん?」
撫子は目覚めた。船室のブラインドの隙間から、穏やかな朝日が差し込んでいた。
「………最悪」
痛む頭を押さえる撫子。ひりゅうに一晩中責め続けられる悪夢を見た。最後にはプライドも何も砕かれて
ょぅι゛ょ媚びている映像が全国に流されるというオチだった……よっぽど悪い酒を飲んだようだ。
「うう……ん……悪夢の原因はこれね」
撫子の肌蹴た胸の谷間でょぅι゛ょが眠っている。夢の中の圧迫感の正体のようだ。
「もう。女の子の胸は大事なところなのに……うふふ、やっぱり子供ね」
ひりゅうを抱きかかえて身を起こす。
「──痛っ」
お尻にチクリと痛みが走る。まさか…と撫子は、恐る恐るズボンをまさぐる。
「………(欝)」
尻ポケットの中で、念のため仕掛けていたICレコーダーが、撫子自身の重さで潰れていた。

部屋に入ってきた藤倉大佐が、眠るょぅι゛ょに自身の乳首を吸わせようと子供っぽいイタズラをしていた
撫子に反射的に殴り飛ばされたのは、その数分後のことであった。

37 :火神 将@五稜郭:02/12/21 01:34
>30より

初雪に包まれた五稜郭の朝。
白一色の世界に、一ヶ所だけ緑のサークルがあった。中庭の半径2メートル程が雪に覆われず、
季節外れにも青々と草が茂っていた。
サークルの中心には火神Bが立っている。彼の足元半径30センチ程は草が黄色く枯れている。
ほんの数時間でこうなった。完全体ではないため火気の制御が甘くなっているのだろうか。
「………」
ちょうど日の出と共に火神Aが還ってきた。火神Bの前に降り立つと、あっという間にその周囲
半径1メートル程の雪が融けはじめた。
「……遅かったな」
「うん、悪い……自分同士で会話するなんて、おかしいね」
「確かに……見たところ想定よりも大分MPが上がっているようだが?」
「それは、一つに戻れば判るよ」
「確かに」
火神AとBは一度呪符の状態に戻ると組み合わさり、本来の姿に戻った。

──ゴウッ!!

戻った途端、火神の顔が火を噴いた。吹き上がった火柱は五稜郭上空の結界まで届き、
その不可視のはずの形を暫し明滅させた。
がくりと片膝を突く火神。まだ炎の漏れる顔半分を右手で押さえる。
「なんと…無様な」


「う〜ん。よく寝た……うわ……皆さん雪ですよーっ!」
「何々? おお、ほんとだ。初雪ですね」
「難民キャンプは大丈夫かしら?」
「雪が降ったわりには、妙に暖かいな…?」

38 :水上拓@菊水総合病院:02/12/21 23:27
>7
「う〜ん……」
ともえお姉ちゃんはずっと考えている。こんなに考えているのは半年振りくらいだよ。珍しいね。。
「お姉ちゃん、あんまり考えると知恵熱でるよ」
「むっ、それなんか腹立つ」
「じゃあ後で教えてよ。ほら今日はご公務のもなこ様にこっそり会いに行くんでしょ? 急がないと」
「ああっ、そうだったよ! じゃあ拓くん、その菊水の人にボクの分までお礼言っておくんだよ」
お姉ちゃんは慌しく病室を出て行った。
僕は病室の壁にもたれかかる。
「……失敗しちゃったな」
元々お姉ちゃんは余り深く考えてから行動するタイプじゃないからね。きっと心は決まっていても
まだ形は成してなくって、その時になるまで表現するのは苦手なんだ。
それに本当ならお姉ちゃんが何も言わなくても、僕は分かってなくちゃいけないのさ。
いつも一緒にいるのに気持ちが分からないなんて、僕はダメだね。
……カンヌキだったら分かるのかな? 分かっているのかな?
「……まあ、いいか」
僕は”その時”が来るまで、僕が出来ることをやればいいのさ。たとえ無駄だったとしてもね。
それまではイタイのもツライのも、全部僕が引き受けてあげるからね、お姉ちゃん。
それから少しして菊水Aさんが目を覚ました。
「……ここは?」
「菊水総合病院だよ。ふふ。教授の所には行ってないから安心して」

39 :お見送り:02/12/22 01:44
草野「今回は突発的な事態で、皆さんには色々な不便をさせてしまい本当に
申し訳なく思っています。本艦は明日、佐世保に向け出港いたします。皆さん、
今度は正式に取材許可を取ってからおいでください。その時は私はじめ一同、
心から歓迎させていただきます。
それでは、内火艇の準備ができました。ご乗艇ください。」

内火艇は湾内を進み、岸壁に達着した。すると、そこにはバスが待機していた。
バスの中には士官が1人と陸戦隊員が数人いる。
そしてバスは出発した。道が空いていれば2時間もせず都内に出るだろう。

藤倉「帰っちゃったなあ。あいたた…。」
ほっぺたが痛い。右は大和アナに、左の引っ掻き傷ははに〜に…両方痛い。
藤倉「でも、もうちょっといてくれても良かったよなあ…。」
キッ!!(振り向いた)バキッ!!(蹴った)
藤倉「ぎゃああああ!!スネ!はに〜!痛いよ!」
ひりゅう「だり〜んん?浮気しちゃ駄目ぇ〜☆…せかいじゅうのだれよりも、
あたしはだり〜んのことがすきなんだから☆ずぇえったい、許さないよ☆」

40 :狩谷@菊水総合病院:02/12/22 16:53
>38
少年と少女の会話が聞える。
狩谷は目覚めていたが、間が悪そうなので寝た振りをしていた。普通起きる時というのは兆候が
あるものだが、二人は真剣に話しているようで気付かれなかった。盗み聞きは悪いと思ったが仕方ない。
(片方は水上君。もう一人は多分、ともえ姫か…)
西朝の姫君の姿は、北越戦争の頃に数回写真を見たきりだ。当時は皇女としての気品よりも
元気で腕白そうな印象が強かったが、今はきっと更に美しくなっているだろう。
バタバタと少女が病室を飛び出してゆく。元気なのは御健在らしい。我慢できずに、こっそり薄目を
開けてみたが、残念ながら後ろ姿が一瞬見えただけだった。水上君が振り返り素早く目を閉じる。
「……失敗しちゃったな………………まあ、いいか」
そろそろいいだろうと、狩谷は身動ぎする。
「……ここは?」
「菊水総合病院だよ。ふふ。教授の所には行ってないから安心して」
「それは……感謝する(汗」
自分の左手を調べると、侵食は肘の辺りに戻っていた。一瞬の異形化なら、ある程度なら
元に戻れるようだ。いやこれは、適切な処置をしてくれたこの病院の医師にも感謝するべきだろう。
「ううん、僕の方こそ助けてくれてありがとう。お…ともえ様もゴメンねって」
狩谷にはその笑顔が不憫でならない。思わず、少しだけ寝言を言うことにした。
「……諜報チームの奴から聞いたんだが、この国で勢力を伸ばしている華僑の一人に、
西朝の関係者がいるらしい。海賊上がりで、名は貫大人というらしいが……」
水上君の微笑が張り付いた。
「今の西朝の存在は、菊水では意外に重要視されていないから、裏が取れるの当分先の事だろうし、
判ったとしても直ぐにどうかしようとは思わないだろうな。まあそれも代行殿次第だけど」
「……ふーん。じゃあ僕、用事があるから行くね」
少年は微笑を絶やさぬまま、ごく普通に立ち上がった。だが唐突に足を縺れさせ、バタンと転ぶ。
「あはは、それじゃあ」
水上君が去った後、狩谷は自分がした事を考えてみる、無駄弾を使い、病院送りになり、情報を漏らした。
「……やっぱり俺は、不良菊水だな」
数時間後、すっかり顔馴染みになった医師がやってきて狩谷に退院可を告げた。

41 :モエナさん@ウラジオ:02/12/22 18:05
???「萌菜小姐(めんつぁいしゃおちえ)、ようこそ、我が太平洋艦隊へ!」
モエナ「今回の件だけは、感謝する。ニーナ・クラギナ大将。」
ニーナ「あらぁ?今回だけだなんてぇ、冷たいのねぇ〜〜。…あの艦「マツカゼ」と「ノカゼ」は
秘密ドックに入渠させたわよ。あとは何とか誤魔化すわ。えへへ。まあ、古巣でしょ?ゆっくりして
いってよ。ね、萌菜さん?今は、モエナさんかしら?うふふ、えへへへ。」
女狐が…。北越戦争の後R国内に吹き荒れたペレストロイカの嵐。そして、共産党の崩壊。冷戦の終結。
その混乱に乗じて、並み居る海軍首脳部を「粛清」し太平洋艦隊司令官へと上り詰めたのが…
ニーナ・クラギナ。つまりこいつだ。狐も狐、もう金毛白面九尾狐クラスの女狐だ。しかも若くて
美人でスタイル抜群ときている。つくづく、頭の痛い女だ。
ニーナ「あ、ねえ、イワン・グロズヌイ見ていかない?」
モエナ「いや、いい。」
ニーナ「え〜。じゃあ、ヴァリヤーグは?空母だよ?大きいよ〜。」
モエナ「やることがあるのでな。失礼する。」
ニーナ「つれないなぁ〜。むぅ〜!」

太平洋艦隊司令部を出ると、ラボーチキンが待っていた。…ラボーチキンの後ろには、やはり熊の耳を
持った少女が2人…イリューシンとヤコブレフ、だ。
ラブ「お姉さま、準備できました。旅券と〜〜ええと〜〜。はい!偽造パスポートです!!あと〜。
変装セットも買ってきましたよ〜〜!」
イリュ「まったく、ウラジオに東○ハ○ズができていたとは…自由化ウラーだな。」
ヤコ「お姉さま〜、おひげめがね〜。はげづらもあるよ〜。」

42 :モエナさん@ウラジオ:02/12/22 18:06
修理工場の事務所に入る。野風艦長が待っていた。
おっさん「じゃ、始めますか、萌菜小姐。まず、艦の状況について説明させていただきます。松風、野風
ともに外部の損傷は軽微…まあ、野風の後部甲板が一部破壊された程度で、これは比較的短期間で
修復できるでしょう。しかし、両艦とも、内部の損傷が激しく…菊水の猫耳が艦内で機銃ぶっ放したり、
機械少女と式神が超常バトルを繰り広げたからなんですが…これについては、しばらく時間を掛けて
修復しなければならないでしょう。また、日本空母の用いた超常兵器について、ウラジオ在住の霊媒師に
調査させておりますが、成果はあがっておりません。」

モエナ「了解しました。そちらはあなたにお任せします。私は元々陸式の人間ですから、あなたのほうが
うまくやれるでしょう。」
おっさん「はい。任されました。…さて、本題ですが。ウラジオの協力者が入手した情報によると、
日本での西朝復興工作、皇女殿下奪還計画は進行が遅れている、というよりも…まったく進展している
様子がない、とのこと。」
モエナ「計画は進まず、戦力だけが削がれてしまった形になってしまいましたね…。」
おっさん「やはり、日本において活動している(ナイト)との連携が全く取れていないことが一つ、ですな。」
モエナ「(ナイト)のコードネームを返上してもらいたいぐらいですね。なんて。うふふ。やはりここは、
一発発破をかけてあげるべきでしょうか。」
じるじるじる…麦茶が美味い。
おっさん「行ってきてください。大日本帝国へ。」
モエナ「はい。ちょっといってきます。大丈夫ですよ、この娘たちも連れて行きますから。」
ラブ、イリュ、ヤコがこっちを向いて手を振っている。
モエナ「それでは、後を頼みます、おじさま。」

43 :モエナさん@新潟空港:02/12/22 18:08
定期便を使い、我々は新潟空港に降り立った。また新潟の土を踏むことになろうとはな。
(新潟ねしねし、大好評放送中!みんな見てね〜!)
(次のニュースです。スウェーデン皇太子夫妻をお迎えして、帝都は歓迎ムード一色となっております。)
…ほう。ん?あれは…。
(…宮廷音楽家のエリック・スヴェンスキー氏も同時に来日し、音楽ファンの心を沸き立たせて…)
モエナ「ラムちゃん、予定を変更して帝都へ向かいます。どうやら面白いものが見られそうです。うふふ。」
ラブ「ええ!?あ、はい、わかりました、ボヘア姉さん。…。(ウォーターランド…お姉さまの水着…くすん。)」

44 :両義社:02/12/23 01:36
マスター「らちあかねえな、やっぱり。」
通帳を見ながら銀行から出てきた男はつぶやく。
傍らには中学生くらいの女の子がついていた。
ミナワ「内職だけじゃ無理ですよ〜。」
マスター「んなこと言ったってなぁ・・・。」
ミナワ「私たち、戸籍とか無いですから、まっとうな仕事は無理です〜・・・。」
マスター「しかも裏の仕事の依頼はこねぇし・・・。」

二人は駅に向かう。通りには電気屋があり、展示されているテレビがニュースを伝える。

マスター「やっぱ緑豆に協力すんの止めたのは痛かったな・・・。」
ミナワ「金払いよかったですもんね〜。・・・新しくスポンサー探します〜?」
マスター「あとは、宣伝か・・・。」
ミナワ「宣伝ですか〜?」
マスター「うちの式神がどれだけ使えるやつらかってのをな、宣伝するんだよ。」
ミナワ「・・・具体的には、どうします〜?」
マスター「もう霊警にゃ活動してんのばれちまってんだ。いっちょ派手にやらかすか?」

男の視線の先にはニュース番組が流れ続けていた。

「・・・スウェーデン皇太子夫妻をお迎えして、帝都は歓迎ムード一色となっております・・・」

45 :名無し草:02/12/23 08:00
あげ

46 :撫子@バス移送中:02/12/23 14:27
>39
プチTVの面々は都内へバスで移送されていた。
二日酔いと久しぶりに乗る陸の乗り物に揺られて昨晩の料理を戻す水兵がいたりして、
車内は甘酸っぱく殺伐とした雰囲気だった。
バスのラジオからは新潟ローカルが流れている。
(新潟ねしねし、大好評放送中!みんな見てね〜!)
誰の選局かは知らないが中々渋い趣味だった。
(次のニュースです。スウェーデン皇太子夫妻をお迎えして、帝都は歓迎ムード一色となっております)
聞きつけた雄一が閉じていた目を開く。
「なんとか、もなこ殿下の御公務に間に合いそうですね」
「そうね……一度局に戻って急いで準備して”ギリギリ”間に合いそうね」
これで局長のカミナリ&お説教から逃れられると、撫子はほくそ笑んでいる。
「萩さん、引続き今度は車の運転お願いできますか?」
「了ー解」
撫子はポケットから、一見ラブレターのような可愛らしいピンク色の封筒を取り出した。
「あっ、それどうしたんですか?」
「うふふ、ひりゅうちゃんに貰ったの」
封筒の封を切る撫子。中には紙が一枚入っていた。そこには曲がりくねった子供の文字で大きく

『しねブス』と書かれていた…。

「…………ふふふふふふふ。どうやらオシオキが足りなかったようね」
くしゃりと、紙を握り潰す撫子。
「撫子さん怖ひ…(汗」
でも隅っこに小さくひりゅうのメールアドレスがあったりするのを見つける。
照れ隠しなのかもしれないと、撫子は思い直した。

47 :名無し草:02/12/23 15:45
保守age

48 :名無し草:02/12/23 15:48
あげ

49 :迎賓館へ:02/12/24 00:15
>>前スレ410、441
えーと、お久しぶりです。速水です。
前のプールの一件で、ちょっと謹慎させられまして…ようやく職務に復帰です。
今日はSWE国王太子夫妻をお迎えしてのパーティです。
今回、初めて宮様が正式なホストとしての公務に当たられることになっています。
(今までは身内のゲストのような扱いでしたから…)

車は現在赤坂へ向けて走っています。
運転は僕。千早さんと御影さんがいつものように護衛と付き添いです。
実はこの組み合わせ、テレビの時以来ってことにちょっとびっくりしてます。
「ぐっ、たーく…こんにちは、なのです。もえみやもなこです…ほんじつは……」
宮様は挨拶の練習をしています。白いドレスに赤いリボンがかわいいです。

今日はカール王子が来られているとの事。年齢も近いお二人、良いお友達になれると良いなあと。
でも、王子とはいえ…宮様は渡しませんからね?
「……前見ろよ、速水。」
あう、ぼーっとしてるのがばれたようです……

えーと、本日の予定は歓迎式典の後、パーティが行われる予定だそうです。
盛大に行われるらしいので警備には十分注意が必要と、朝の訓示でも申し渡されたっけ。
「さ、宮様。着きましたよ。」

50 :東朝近況:02/12/24 01:01
クリスマスを前にして、五稜郭では第三回萌姫探索定例報告会が行われていた。
今回は独自に萌姫を探している東朝幹部の数人も戻ってきている。
「萌姫は、まだ見つからないのですか?」
「痕跡は見つけたんですが、直接居場所に繋がるような手掛かりは何も…」
「こっちも似たようなものだな。どうやら各地を行脚しているようだが」
「世の中を見て見聞を広める事は良い事だが、さすがに俺もそろそろ心配になってきたな…」
「公開捜査にすれば…」
「駄目だ。萌姫を、その力を狙う輩は未だ多い。また姫の不在が知れれば東朝の存亡に関わる。
……少なくとも東北の争いが終わり、難民達が安心して戻れるようになるまではな」
「火神殿の方は?」
「残念ながら…。北朝のチヨダパレス、南朝の吉野へも式を飛ばし、現在も監視を続けていますが、
今の所萌姫が居られる様子はありません」
もっとも慎重を期して防壁の内側へは侵入していませんが、と火神は付け加える。
いずれ各朝へ乗り込まなければならないだろうが、それは東朝幹部達の判断を待つべきだ。
秘密裏に侵入すれば敵と見做されるだろうが、身元を知られない限りは単なる侵入者として扱われ、
こちらの目的を看破される可能性はまず無い。逆に正式に交渉すれば協力を得られる可能性は高い。
だが各朝には他の皇統をある程度は認めつつも、出来れば潰してしまいたいと思っている者達もはずだ。
それは最も力の無い東朝にとっては存亡に関わる。このジレンマが東朝幹部達を悩ませていた。
萌姫が第一ではある。だがそれだけでは済まないのが組織というものだろうか…。
「う〜ん。しかしこれだけ探していないとなると、後は……」
「東北の戦場は調べましたか?」
「まさか、あのような危険な場所に萌姫がおられる筈が…」
「先入観はいけませんよ火神君。萌姫はかつて単身で悪の組織を潰したりしてるんですよ」
「探索の範囲に含める必要はあるでしょうが、危険ですよね…」
「……分かりました。戦場の探索は式神たる私が適任でしょう。私めにお任せください」
「頼みますよ火神殿」

51 :4研相田@特務研:02/12/24 18:28
相田は4研の一室へ戻って来ていた。
蔡川主任は予想外に機嫌が良く、説教を覚悟していた相田は胸を撫で下ろした。

蔡川「(踊りながら)実戦データ〜〜〜ラララ〜〜実戦データ〜〜〜〜〜〜〜ルルルル〜〜」
相田(初の実戦データだからなあ。喜ぶのも無理ないか)
蔡川「(ディスプレイを見て)ちょっと!!この右腕損失の時のデータは残ってないの?」
相田「ああ、残ってないです。その戦闘は鎧を脱いじゃった後らしいんで。俺も気絶しちゃってたし」
蔡川「見てもいねえのかよ役立たずが。うーん、爆発物によるダメージに見えるけど……」
相田「(ひでえ。)再生が起こらないところを見ると呪術的な攻撃じゃないでしょうか」
蔡川「……」
相田「……?」
蔡川「オカルトなんかに負けたって言うの?」
相田「あ、いや、その、まあ、そんな気がするな〜なんて」
蔡川「はぁ。(溜息)信じるわ。そちらの専門はあなたですからね」
相田(ほっ)
蔡川「それなりに訓練された戦闘員を敵に回して一艦を制圧したってことは、戦闘能力はもう十分。
   今後の課題は、魔術にどう対抗するかって事ね」
相田「2研か8研か10研あたりに協力をお願いしましょうか」
蔡川「私がやっておくわ。マスカレイドに霊的防御力を付与するプランもないことはないから。
   それより貴方はこの子を連れて殿下の警備に当たって頂戴」
相田「あ、例のスウェーデン王太子の」 
蔡川「多分ひなぎくに派遣される形になるわね。指示はあちらで受けて頂戴。
   カウンターテロも最後の大隊のお仕事だから」
相田「はあ……じゃあ、まあがんばってみます」
蔡川(結局、休暇なんか取れそうにないわね……)

52 :東朝近況:02/12/25 02:03
月はただ皓々と雪に覆われた大地を蒼く照らしている。
草木も眠る丑三つ時。五稜郭を中心に城下町さながらに広がる難民キャンプも今は静まり返っている。
「コソーリ…」
五稜郭の裏門に、奇妙な風体の集団が集まっていた。
半分はモコモコしたトナカイの着ぐるみを着込んだ男性達。腕を組みたいのかバツの字に交差させて、
身を縮めてブルブル震えている。
「うう、着ぐるみでも結構しばれるな…」
「動けばすぐに温もりますよ…」
残りはサンタルックの女性達。こちらは何故か寒さが全然気にならないようだった。
共通するのは全員が白い大きな袋を持っているのと、東朝の者達であるということだった。
「……あの、なぜ私だけ”さんたくろーす”殿の服装なのでしょうか?」(MP+5)
即座に「ぬくいから、赤いから」という答えが返ってくる。一応男型であるが火神だけはサンタルックで
女性陣の中心にいて、凍えたトナカイ男達に羨ましそうに見詰められている。
「漢(オトコ)は進んでサンタをやるものだ」
「火神さん、もう少し温度上げて」
「承知しました」(MP+5)
火神は自分の周囲に拡張した火気の領域内の温度を、2〜3℃上げる。ストーブ扱いだったが、不満は無い。
むしろ女性達に好評で満足である。
「ひーやんは便利だにゃあ」
「恐縮です」(MP+5)
「藍前様は?」
「ぎっくり腰。張り切ってプレゼントを詰め込みすぎて…」
今夜は難民キャンプの子供達にプレゼントを配ろうという、東朝の極秘計画だった。
内容は手作りケーキに、女性陣が暇を見てチクチク縫ったお手製の”ぬいさん”人形と、
男性陣が作った凧、独楽、空き缶ぽっくりもどきなどの昔ながらの玩具。今の東朝には精一杯の贈り物だ。
「では始めましょうか。火神君(ストーブ)を拠点に先ずは北のキャンプから時計回りに巡りましょう」
月明かりの下サクサクと雪を踏みしめながら、トナカイとサンタの影達は各々散っていった。

「Merry Christmas!」

53 :更級由希子:02/12/25 22:14
こん○○わ。更級由希子です。私は、艦の中にいます。ちょっとだけ、さみしいです。
た「由希子ちゃん、今日はクリスマスですよ!」
あ、たかなみさん。…あの航海から、たかなみさんたち「艦の女の子」が見えるようになっちゃったんです。
ゆ「そうですねぇ…はぁ。」
た「パーティやりませんか?パーティ!私、ちょっと実体化して、なにか買ってきますね!」
ゆ「え、えぇ!?」
た「あとあと、お友達も連れてきます!それじゃ!!」
あ〜…行ってしまいました。それにしても、お友達って、誰でしょう。
 〜小一時間経過〜
た「由希子ちゃ〜ん!帰ってきましたよ!」
たかなみさんが帰ってきたみたいです。某焼き鳥屋のお土産袋をぶら下げてます。
?「オーウ、やっぱりニポンの女の子、小さくてカワイイで〜す!ヴェリヴェリキュートでーす!!」
ゆ「んもう…私は別に小さくないですぅ!…っていうか、この人が(お友達)ですか?」
?「ワタシ、アメリカ合衆国海軍ミサイル駆逐艦「カーチス・ウィルバー」イイまっす!!
HAHAHA!!由希子サンはたかなみから聞いたとおり、トッテモきゅーとな女の子ですね〜!」
だまっていれば綺麗な人なのに、喋りが全てを台無しにしています…。
カ「Ah…やっぱりカワイイでっす…。たかなみィ…ハングおけぇ〜?きすおけぇ〜?」
た「だだだだ駄目です!!由希子ちゃんは私のものです!」
ゆ「んもう!私を勝手にたかなみさんのものにしないでください!!私は至ってのーまるで…」
カ「OH!!アングリーなふぇーすもきゅーと、キュートでぇす!んん〜(ぶっちゅ)」
ゆ「ひゃ…うぐうぐむぐぐ…。」
カ「(るれるれるれ…)(ろろろろろろ…)(さりさりさり…)(ちゅぽん…!)」
ゆ「…ぽぅ……」
た「あああああ…!由希子ちゃんが、由希子ちゃんが………!」
カ「これが東海岸仕込みのテクデ〜ス!!HAHAHAHAHA!!」
た「もう我慢できません!私も由希子ちゃんと!!」
たかなみさん脱いでるし。……とんでもね〜クリスマスになりそうです。それでは皆さん、よいお年を〜。

54 :代行:02/12/25 23:39
ふむ、異教の聖者の聖誕祭をかくもまあ盛大に騒ぎ立てるとはつくづくこの国の民というのは
特殊な宗教観を持っているというか…いや、単にお祭り騒ぎが好きなのだろうな。つくづく、救われないねえ。ははは。

「代行もお好きなのでは?」

うん?私も祭りは好きだよ。ただし私が好きなのは国と国が威信と国益を賭けて力と金と資源と才知を尽くし、
血を流し合う凄絶で凄惨で陰惨で暴虐と狂気に満ちた祭りだがね。

「それは存じておりますが。」

ああ、そうかね。では食事の邪魔はしないでもらいたいな。せっかくの料理が冷めてしまう。
君もどうかね?この七面鳥のローストは絶品だぞ?味の分からぬヤンキーどもに食わせるような粗野な料理ではない。
ワインはゼクトブリュット(発泡ワイン)のメッテルニヒだ。この味が分からんでシャンパンなぞをありがたがるのは愚かというものだよ。

「……代行…」

ほう、窓の外を見たまえ。あれが電飾回廊(ミレナ(略)という奴かね。壮大な電力の無駄遣いだ。
集まる者たちがまるで電球に集まる虫のようだよ。はっはっは。しかも”つがい”が多いと来ている!愉快じゃないか、本当に虫のようだよ。

「……よろしいのですか?」

君の心配していることは分かっているよ。しかしね、私はあんなところにいる必要はないのだよ。むしろ逆だ。
いないことが彼らにとっては重要なのさ。招かれざる客は私であって彼らではない。すべては必然のうちってことさ。
気にすることはない。私の部下は十分に役目を果たしてくれる。だから私はこうして食事を愉しむことが出来るんじゃないか。

「おっしゃられることは理解しました。が、代行。それと職場放棄は別かと……」

君も固いねえ。今宵は宴だ、楽しもうじゃないか。せめて彼らに習って乾杯といこうじゃないか。
(グラスを胸の位置に。そして高く掲げる)「Skal!(乾杯!)」

55 :消されようとする「皇統」:02/12/26 01:03
年の頃は10ぐらいであろうか。長い黒髪に、清楚な顔立ち。
それにそぐわない、褐色の肌。「もえひら」と呼ばれた少女は、
ガードマンに手を取られ、迎賓館入りする。
萌平かなえ。西朝皇家の1つ、萌平家最後の1人である。
「こちらになります。」
「はい。」
椅子にかけた少女の目は、常にどこか遠いところを見ているようで、
定まらない。
ふっ、と目を閉じ、のけぞる。

(大日本帝国の皇統は一つ、我らが北朝以外に有り得ない。
おまえは我らが皇統の妻となり、我らが皇統の子を産め。
おまえに選択の権利はない。)

「あ〜あ、くっだらねぇ…。」
腹に強烈な痛みが走る。殴られた。
「…本日はもなこ内親王殿下がお出ましになる。言葉づかいに
気をつけろ。我々の顔に泥を塗るような真似はするな。」

込み上げる吐瀉物を、少女は上を向いて飲み込んだ。
そしてまた何事もなかったかのように、口元に微笑を浮かべ、
焦点の定まらない目で前を見ていた。

ともえ様は、元気かなぁ…。

56 :再会と邂逅:02/12/27 00:07
侍従A記す。
「シェーナ(やあ!)!モナコ!」
緊張した面持ちで、迎賓館の広間にてお出迎えをされた宮様に対してカール王子は真っ先に館に入ると
SPらの制止すら無視して宮様握手を求めた。それに対して我等が姫君は困惑された表情ながらも
遠方より来られたご友人に対し、笑顔で握手を返されたのだった。
「ぐっ、たーく(こんにちは)。ようこそ、なのです。」

王子はといえば宮様の笑顔にすっかり虜になられた様子。
ご挨拶の折も片時も離れたがらず、宮様を見つめておられる。
あまりの御執心振りには王太子夫妻があきれてしまうほどであり…
しかし、宮様はあまりお気づきになっておられない様子。ご公務のことで頭がいっぱいなのか。

ご夫妻同士のご歓談に飽きてしまわれたか、お二人は中庭の方へ。
我々が向かおうとするのをスヴェンスキー氏が軽く制された。
なるほど、我々は邪魔者ですな。しかし、宮様は他国へ嫁ぎはしませぬぞ?
宮様は我々皆のものなのですからな。

と、スヴェンスキー氏の姿がない。あれ?と見渡せば中庭におられる。
いつの間に…いやはや、油断も隙もありませぬ。我々もと思えど何故でしょう、我々が外に出ることは
ついになかったのでありました。不思議なこともあったものです。

57 :エリック・スヴェンスキー:02/12/27 23:25
>>56
180cmを越す身長に堂々たる体躯。軍人を思わせる身のこなしでありながら優雅ささえ
感じさせる歩みは劇場歌手ならではの物だ。金髪碧眼、ロシア系の細面に長い足。
口を開けばそれは歌となり、言語を越えて人々に感動を与える。

超一流の歌手とはそういうものである。

30そこそこにしてクラシック歌手の頂点にいるとさえ言われる男。それが彼である。
数多の劇場の専任の話を断り、世界中を渡り歩くこと数十カ国。その訪れた国すべての言語を話せ、歌えるというのだから
人気も高まるというものであろう。今はアジア圏での3ヶ月公演中ではあったが、歌唱指導をしている(非常勤であるが)
カール王子の求めに従い、迎賓館へ随行している。そして、彼にはもう一つの顔がある。

中庭ではカールがもなこを首尾よく連れ出したはいいが、SWE語が話せないもなこに何を話したものか分からずに
困り果てていた。もなこはもなこで困っているカールにどうやって話していいか困っていて、二人してベンチで黙ってしまっていた。
(ふふ、王子らしいですね…後のことを考えてらっしゃらなかったのでしょう…)
「こんにちは、プリンセッサ・モナコ。」
二人の前に現れると、舞台役者のような恭しいお辞儀をする。
「お初にお目にかかります。王子の音楽教師をしておりますエリック・スヴェンスキーと申します。」
「あ、先生!」
助けが来たと思ったか、意味邪魔者が来たと思ったか。カールは驚いたような表情をした。
「あ、はじめまして。なのです。にほんご、はなせるのですか?」
「ええ、そこそこには。僭越ながら通訳をと、思いまして。ね?王子。」
パーフェクトに近い日本語であった。表情が分かりにくいロシア系の顔ながらも、その笑顔は2人にとっては救いであったか。
若いカップルにも笑顔が戻った。
「えと、えり…」
「エリク、とお呼びください。姫様。」
「エリクさん、ありがとうなのです。」
ふと、自分の頬が緩んでいることに気付き、エリックは慌てたように居住まいを正してカールの隣へ控えた。
(…気を抜いていたつもりはなかったのだが……これも彼女の”法”によるものか…)

58 :ヤコブレフ:02/12/28 16:54
ヤッコちゃんで〜す!スヴェトラーナ・シスターズの3番槍なんだよ!お姉ちゃんは2人。
いちばん上のお姉ちゃんはラボーチキンお姉ちゃん。とってもやさしいお姉ちゃんなんだ〜。
にばんめのお姉ちゃんはイリューシンお姉ちゃん。ちょっと怖いけど、それでもやさしい
お姉ちゃんだよ〜。
そして、ヤッコちゃんのマスターはモエナ・スヴェトラーナっていうお姉さまなんだ。お姉さまは
ちょっと前まで大佐だったんだけど、日本の西朝のお姫様となにかあったんだろうね〜。
それからずっと、西朝のために働いているんだ。
で、いまヤッコちゃんたちは大日本帝国の首都、帝都東京まで出てきたんだ。これから
スウェーデン王太子歓迎式典in赤坂迎賓館に潜入するよ〜!
モエナ「ヤコブレフ、そんなにはしゃいではいけません。さ、いきますよ。」
は〜い。それにしても、正面からどうどうと「潜入」するなんて、お姉さまも肝が据わってるね!

59 :御影:02/12/30 02:53
式典も直に始まろうという中、会場内をそれとなくチェックする。既に来賓の方々は
全て到着しているのだろう。先程まで続いていた入場者の姿は絶え、多くの人々が
会場の所々で小さく輪を作り、話に興じていた。
「こうした華やかな場に出るのは、随分と久しぶりだな。」
多少居心地の悪さを感じつつ、周囲を見回す。

そこには皇統の方々や政府要人など、高い地位を持つ者達が多く見受けられた。まあ
当然だ。八百屋の店主夫婦なんて来られても、その、対処に困る(チガウ)。

更に入口へ向けて数歩進む。すると、突然衝撃的な光景が目に入った。

>55
「な…!?」
それは年端も行かぬ少女の腹を、屈強な男が殴りつけている所だった。

「…なにしてやがる!……ああ、あの少女には見覚えがある。…そうか、あれは西朝縁の
方だな。んで、あの無礼な野郎もどっかで見たなあ。」

西朝に縁のある人物に対して、ああいった態度を取る人間は少なくない。そしてそれは、
残念ながらウチ(北朝)の人間が多かったりする。良くは思い出せないが、あの男も恐らく
はそうなのだろう。

「宮様が見たら悲しむ……いや、怒るな。まあ、今は揉め事を起こす訳にもいかん。」
瞳の奥底に、僅かに怒りを滲ませる。しかし表情は変わらず、他人には察知出来ないほど
ごく僅かな変化だった。
そして彼らの姿が目の届く範囲に、場所を変えつつも居る事にした。もちろん、宮様警護
を疎かにしない範囲で、だが。

「…次やりやがったら、そっこ物陰に引きずってタコにしてやる。」

60 :宴の夜に:02/12/30 20:03
とてとて、ぴたっ。
「えと、えと…」
ぺこり、ごつん、ピーッ……
「はうう……」
(侍従千早、駆け寄っておでこを撫でる)

「えと、ぐっ、たーく。こんにちは、なのです。もえみやもなこです。きょうは、とおくからおきゃくさまが
やってきてくださったので、もなこ、とってもうれしいのです。えと、ともありえんぽうよりきたるありまたうれしからずや、
なのです……えと、えと…(カール、小さく「がんばって!」というコールあり)ありがとうなのです。こんやは
みんな、たのしんでいってくれるとうれしいなとおもうのです。」
ぺこり、とてとて、かつっ(コードに足を引っ掛ける)
「ふえっ!?」
どふっ(速水、絶妙のタイミングで体を支える)

「ううう……はずかしいのです…」
「大丈夫です。みんな宮様を応援してますよ。」
もなこに万雷の拍手。司会者、乾杯の音頭に。

「いい声だ……なるほど、人心を捉えて離さぬのも無理はないな…」
「先生、どうしたの?」
「ん?王子、彼女はすばらしい子ですよ。あの声で命令される者は幸せでしょう…」
「そうだろう?モナコは声もとってもかわいいんだ!」

「「「SKAL!!」」」
会場に高らかな声とともにグラスが掲げられ、宴の夜が始まった。

61 :異次元酒場:02/12/30 21:51
紫村「年の瀬だってのに、こんな所でダベってる俺達って一体…」
狩谷「まあ、菊水に正月なんて余り関係無いからな」
??「ああ! 探しましたよ皆さ〜ん!」
大声に三人が振り返ると、扉の前でいつかの10研所員が半泣きでへたり込んでいた。
一瞬別人かと思えるほど憔悴しきった顔で、髭も伸び放題になっている。
10研「ああ、もう駄目かと思った…」
後藤「おいおい、大丈夫か?」
10研「水…お水クダサイ…」

62 :異次元酒場:02/12/30 21:53
注文した料理を猛烈な勢いで平らげつつ、ここまでの経緯を語る10研所員。データ提供の報酬を渡す為
彼ら行きつけのこの酒場を探し当てたのだが、変な空間に迷い込んでしまい何日も彷徨っていたらしい。
異次元酒場への通路は時々不安定になることがあるようだ。
10研「ガード導入により、お蔭様で(モグモグ)プレイヤーのマナーは(モグモグ)大分向上しました(モグモグ)
罰則で縛らなければいけないのは(モグモグ)大変残念なことですが」
紫村「ところで、報酬って何だ?」
10研「あっ(モグモグ)はいコレです」
ナプキンで口元を拭いつつ10研所員は持参した紙袋から御守りを三つ取り出した。
10研「菊水Bさんには、シスターモエリアの”やわ毛”DNA鑑定書付きです」
紫村「おお! 金色か? やっぱり金色なのか!?」
10研「菊水Cさんには、菊水@甲女史の”やわ毛”」
後藤「……殺されるぞお前」
10研「そして菊水Aさんにはなんと! もなこ様の”やわ毛”」
狩谷は反射的に銃を抜いて10研所員に突き付け、トリガーを引いた。
──カチッ。
狩谷「……あっ、済まない。いつもの癖で(汗」
一発目は空砲にしている。今度からは二回撃つようにしよう、と物騒な事を呟きながら銃をしまう狩谷。
10研「か、勘弁してください。シャレになりませんよそれ(ガクガクブルブル)こ、これはブラシから回収した、
もなこ様の猫耳と尻尾の毛です。一応菊水Aさんには以前所申されていた御鬼輪(偽)も用意しましたが」
10研所員は赤い石の付いた、アンティークな腕輪をテーブルに置く。
狩谷「うーん……も──」
後藤「両方だな」
10研「えっいや、どちらか一つでお願いします」
紫村「いや、両方だな」
後藤「今度は迷わず無事に帰れるといいな」
10研「わ、判りましたよ。その代わり、ちゃんと連れてって下さいよ! カレー御代わり!」

63 :東北:02/12/31 03:17
東北の前線にて(第6戦車大隊の将校の手記)

 日本の殆どがお正月を迎えることで一杯になっているなかそれ所でない
方々は沢山いる。今年は自分も仲間入り。正月ぐらい屠蘇でも飲んで息子
と遊んでやりたい。クリスマスに贈ってやった将棋盤を喜ぶ手紙が届いた。
こんどはいつ相手してやれるかな。

 秋の終わりから青森一帯でおきていたテロ、戦闘はめっきり減少してい
る。三沢基地には82ミリ迫撃砲が撃ちこまれたり市街地への擾乱砲撃、
警察署、駐屯地への小隊〜中隊規模の散発的襲撃、交通機関へのテロ等様
々な破壊活動。それに対して国防軍の拠点討伐。ゲリラの応戦 戦闘いう
事体が頻発していたがどうも最近は動きがない。相変わらず宣伝やビラ巻
きはおこなっているようだが。

 噂によれば青森から手を引いたのではないかとのこと。この秋殲滅戦
が効いているらしい。拠点討伐にでる所を伏撃され損害を出してきたが
逆手にとって1個連隊を餌に対抗部隊の予備隊を誘引、師団主力がその
側面を衝く 瞬時に崩壊。思い出すだけで痛快。今日聞いた話では近々
秋田に陸戦隊が上がるとのこと。どうやらそれに備えて撤退したらしい。

64 :東北:02/12/31 03:18
続き
このたび楽しい正月をだいないしにしてくれた目の前で威勢のイイ連中は
どうやら捨て駒らしい。情報では標高200Mの山に約150名、追が最低2門
、山腹には小さなほら穴がてん在し砲爆撃の効果は十分ではないとのこと。
元々ほら穴を利用したゲリラの秘密の弾薬保管所だったらしいが、撤退の為連
中は搬出までの警備部隊らしい。そして最後に自分たちと言う所で普通科聯隊
に包囲されたようだ。 

 1500(ひとごうまるまる)中隊長より方針を聞く。対抗部隊は暗視装置
をあまり保有していない様子。よって夜間2000 重追中隊の到着、放列
展開と師団砲兵の15瑠中隊の効力射に膚接して普通科2個中隊と施設科小
隊を突撃させる。わが戦車中隊は主攻方面担当の中隊の直協支援にあたると
のこと。また事前に我が小隊が戦車隊進出に当って偵察、進撃路の調査が命
じられた。早速愛車に乗りこむ。

65 :東北:02/12/31 03:19
偵察に出た。実感したのは擬装は荒く火器の秘匿も下手だ。要注意はHMGの特
火点×4 撃破された戦車利用したと思われる火点が二つ。こちらには射撃してこ
なかったが、熱源反応がある。少しは知恵があるようだ。いや単に気がつかない
だけか?あれはC国59式の砲塔だろうか?いや砲塔が丸いから80式かも?80式だ
と主砲は74式と一緒、電源が生きていれば弾道コンピューターとレーザー照準
器がつかえる。結構侮れない。何にせよ幾らか防御力マシになったとはいえ(注1)
74式改U型じゃ抜かれることは十分ある。増加装甲と反応装甲を張りつけてもら
ったが、正直不安だ。しかも重量が増えて機動力が落ちている。しかし、新装備
の受動式の赤外線センサーは便利だ。90式並というだけあってなかなかいい。
擬装陣地が幾つか露見した。また主砲は変らないがFCSは更新された「まだま機械
ごときには負けん。」と砲手の加藤軍曹は機械に対抗意識を燃やしてる。事実射撃
成績で90式の部隊に勝っている隊はけして少なくない。(余談 事実です)微妙
な風向の変化や土地の状況等では経験が機械に勝ることが有りうるのだ。万が一あ
の戦車トーチカが完璧作動しても74式改Uはスペックデータは負けない。ましてゲ
リラの俄か戦車兵に負けるか!やるならレオ2の新型でも持ってきやがれ!それ
でも背面 側面にでぶち当てて必ず返り討ちにしてくれようぞ。

66 :東北:02/12/31 03:22
主攻路になる東斜面の状況だが、緩やかで戦車も追随できそうだがに対戦車壕や
障害物らしきものが見える。手間取るとあの戦車トーチカに側面を狙われそうだ。
いっきには登れない。あの障害物については中隊長から普通科か施設科へ協力して
もらうよう具申しよう。障害物と戦車トーチカさえ解決すれば戦車中隊としては問
題なさそうだ。あとは肉薄攻撃、地雷か。そういえば高射機関砲が見当たらない。
F1が対空射撃を受けパイロットが負傷した。このパイロットも可愛そうだ。このた
びの騒動で猫の手も借りたいとの要望で退役させてくれなかった機体にのったばっか
りに。どうやら高射機関砲自体は陣地移動したらしい。発見できなかった。これも注
意要素か。

 中隊本部へ帰還。中隊長に報告。例の具申は受け入れられその場で連隊戦闘団長に
連絡。話がまとまったようだ。具体的手段はもっと詰めるので出撃時に話すのでとり
あえず休め。ご苦労さん。とのお言葉。中隊長が物分かりのいい関根さんで助かった。
腕だけ自慢の花村中公じゃこうはいかんよ。

1900 F4EJ改2機が爆弾をぶちまけていく。これで少しは楽になるかなあ。
    
1930 15瑠と重追の音が聞こえる。出撃。中隊長から指示。施設科を1個小隊
増強し砲弾の音に紛れて爆破。一気に戦車中隊を進出させ戦車トーチカを潰せとのこ
と。状況はお前が一番良く知ってるだろうとのことで尖兵小隊を命じられる。その後
は対抗部隊前哨陣地を支援するHMGトーチカを潰し、前哨歩兵壕へ機銃で普通科の突入
を支援。前哨壕を取ったら一端停止。再度砲撃後普通科は主用陣地へ突撃し山頂を取る。
戦車隊は前哨壕付近から支援。山頂奪取後は火炎放射機をもった施設科の連中と洞あなを
一つ一つ掃討するのでそれに付き合うらしい。もうすぐ最後の砲弾が落ちる。続きは明日。 
書こう。
 


67 :九重:03/01/01 00:23
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

っと。やっぱり新年の挨拶はきっちりとね。
ああ、今回の年末年始はゆっくりできたよ。紅白見たし。またーり、またーり。

さー、今年もはりきってがんばろー!

68 :火神:03/01/01 01:08
あけましておめでとうございます。

去年は色々ありました。今年も色々あるのでしょう。

私のこのスレに対する今年の抱負は『不言実行』です。私は少々御喋りが過ぎるようです。
これから先、堅い事は言いません。でも堅いのは私の人格ですから、今更変えようがありません。
だから言いたい事があっても黙っています。それでこの遊び場で皆さんが楽しめるのであれば
苦になりません。私は十分楽しんでいますから。

それでは参加者の皆さん、ROMの皆さん、今年も宜しくお願いします。

69 :名無し草:03/01/02 01:36
>>60
あんたの堅さは必要だ。


70 :東北:03/01/04 00:59
明けましておめでとう御座います。一言たわ言を

>火神さま
ある程度口に出したほうが良いかと。勿論加減の問題で収集がつかなくては
困りますが。不満やトラブルは小さい内に済ませた方が良いかと。
旧慶祝の崩壊はあくまで私見で偉ぶる気無い積もりですが進行中は大過が
ありませんでしたがこの小さなすれ違いがどんどん蓄積し炸裂したように見
えます。ちいさな衝突をちゃんとしておくことが皆の満足につながるのでは
と愚考します。(というわけでRoMさんの突っ込みは歓迎 正直自分の文章の
問題点がちゃんと分からないと不安です)

 しかし、誹謗中傷と反対の為の意見はいかんと思いますが。
お目汚し失礼。あくまで一意見です。どう評価して頂いても結構です。

71 :名無し草:03/01/04 12:25
???                
         

72 :69:03/01/05 01:59
>>68だった。スマソ。

73 :ラボーチキン:03/01/05 15:22
お姉さま、本当に大丈夫ですか?日本の公安も正面からの潜入を許すほど無能ではないのでは…
「手は打ってあります。わざわざ危ない橋を渡るつもりはありませんよ。」
「来賓の方ですね、記帳をお願いいたします。」
「はい。この3人の分もまとめて書いてしまいますけれど、よろしくて?」
さらさらー、さらさらー、さらさらー、さらさらー。
お姉さま、すらすらと名簿に偽名を書いていきます。その偽名を見て、受付の人は…案内の準備を
始めちゃってます。ええっ?
「ロシア海軍武官アレクサンドル大佐夫人ボヘア様とご息女様ですね。」
「はい。本日は夫が急病で倒れたため、名代として参上いたしました。」
―――――
「アレクサンドルは実際に日本帝国に駐在している大佐ですよ。昔の顔を使って、
ちょっと休んでもらいました。うふふ。」
ニイガタからトーキョーまでくる間に、そこまで段取りつけてたのですか、お姉さま…。
「3時間あればこれぐらいのことはできますよ。ラボーチキン、謀略戦は1秒の戦いです。覚えて
置きなさい。」
「お姉さまー。ドレスこうでいいのー?あ、ラブお姉ちゃんも早く着替えなよー。」
ヤッコちゃん?え?着替え?お姉さま?あ、お姉さまのオパ…(ダクダク←鼻血)
「ラボーチキン!?大丈夫ですか?」
お姉さま…そんな近くで…揺れ…はうっ(ドロドロ←鼻血)
「ラブお姉ちゃんが、鼻から大量に血を出して動かなくなっちゃったよー!」
「幸せそうな顔して痙攣してやがる…お姉さま、どうしますか?」
「…どうやら晩餐会が始まってしまったようです…仕方ありません。寝かせておきましょう。
イリューシン、ヤコブレフ、いきますよ。」
「ラボーチキン…お前って奴は…。」「ラブお姉ちゃん、おだいじにー。」
お姉さまの・ぽよんぽよん・お姉さまの・ぽよんぽよん…。

74 :東朝近況:03/01/05 23:20
萌姫不在の正月ではあったが、東朝の面々は気楽な連中も多い。
正月のイベント”東朝紅白対抗三番勝負”は例年通り行われている。
いやむしろ自分達を励ますかのように、各人は更に燃えあがっていた。色々賞品もあるらしい。
今回は火神も白組(男性陣)として参加している。

〜男性陣〜
「凧糸のこの部分にですね、紙ヤスリの粉を混ぜた糊を塗るんですよ」
「フッ、こっちはガラス片だぜ」
「逆に透明ストローでガードすれば…」

「…コソコソ」(敵状視察)
「バサバサ──(変化)……葛之葉殿」
「アヒャ!?……あはは(汗)ひーやん、ここはカラダで見逃してけれ?(チラ)」
「……(MP+6)駄目です。陣を死守せよと、律令符により命を受けています」
葛之葉の襟首を掴んで女性陣に運ぶ火神。

〜女性陣〜
「凧の足にカミソリを仕込むなんてどう?」
「いや皆さん、先ずは操作性でしょう。胴に式神を使って…」
「ふむ、策を練ろうか」

「……仁義なき戦いですね」
「賞品が豪華だからにゃあ」

75 :東朝三番勝負@喧嘩凧:03/01/05 23:29
要するに各自の凧で凧糸を切り合い、最後に残った凧の組が勝利という、バトルロイヤルだった。
離陸に失敗する者も殆ど居らず、一斉に揚がる各自の凧。様々な大きさ、様々な形。
どちらの陣の凧か判り易いように、基本の色だけは赤と白に統一されている。
難民キャンプの子供の一人が代表で、ピストル代わりのクラッカーで競技をスタートさせた。
男性陣の白い凧の群れが一斉に女性陣の赤い凧に襲い掛かる。赤い凧は数組のグループになって散開した。
一回目の交差で、三分の一ほどの凧が糸を切られたり絡まりあったりして墜落する。
落ちた凧は赤いものがやや多い。今度は赤い凧が一塊になった白い凧に襲い掛かった。
二回目の交差。白い凧は円陣を組んで守りを固めたが、慌てて飛び出してしまった
幾つかの凧は討ち取られてしまう。空の演舞に観客から感嘆の声が上がった。
更に何度かの交差を繰り返し、凧が数える程に減った時点で今度は個人同士の戦いが主体となった。
白熱したバトルに観客の歓声は続く。

やがて凧は白が一つ、赤が四つ残った。赤い角の付いた凧を守り続けていた赤い三連凧が、
ここで一列になって白い凧に襲い掛かる。しかし白い凧は抜群の運動性でフェイントをかけ
あっという間に三つの凧の糸を切った。
「あああ…ウチを踏み台にした……」
「だから”じぇっとすとりーむあたっく”なんて名付けるのは止めようって…」
「残ったのは葛城さんと火神君か」

76 :東朝三番勝負@喧嘩凧:03/01/05 23:33
「やるな火神」
「恐縮です」
「だが、こちらの凧は……通常の三倍速だ。負けぬぞ」
「こちらとて量産型とは違います」
肩を並べて淡々と会話する二人と違い、両者の凧は凄まじい動きで空を舞い続けている。
葛城は霊力で凧の強化とコントロールを行っていたが、火神の凧はラジコン飛行機でも
真似できないような不自然な動きで赤い凧を攻め続け、ついには葛城の凧を撃破した。

「やったー!」
喜ぶ男性陣だったが、火神は首を振る。
「申し訳ありません。私の糸は、切れています」
彼自身の符を織り込んだ火神の凧は糸もなく空に浮いていた。糸は撃破と同時に切れてしまったのだ。
一方葛城の凧はボロボロになって落ちてゆくが、まだ糸は切れていなかった。そして墜落ギリギリで
急旋回し、辛うじて浮かび上がる。
「うむ。凧を切らせて糸を断つ、か」
赤組で最後まで温存されていた葛城の凧の耐久力が、激しい動きで疲弊した火神の凧糸の耐久力を
上回ったのだろう。
「……御見事です」

「ということは、一回戦は赤組の勝利ーっ!!」

77 :菊水ふたば2等水兵:03/01/07 21:34
(ピ〜ッ。菊水わかば・ふたば・みつば・よつば・いつは・むつは2等水兵、面会人あり舷門。)
面会人だそうです。それにしても、6人みんな呼び出すなんて、ふてぶてしい面会人です。
「やあ、みんな元気だった?」
田中さんでした。納得。一体どういった用事ですか?
「はい。次の任務の命令が本部から出たから。艦長に渡しておいてね。」
封筒を渡されました。中見てもいいですか?
「駄目駄目。艦長さんからしっかり辞令を受けなさい。あと、志摩さんいる?」
「あら田中さん、あたくしに何の御用かしら?」
「ああ、志摩さん。お久しぶりです。例のもの、完成いたしましたのでお届けにあがりました。」
「!やっと、念願かなう日がきたのですわね!!これで宮城の出入りが自由に…!殿下、殿下、でん
かぁ!!」
「あはは。でも、そのお札は決して万能じゃありませんからね。そこだけ、気をつけてくださいよ。
あなたは陛下の軍艦なのですから、あなたに消えられては帝国の損失なのですから。」
「うふふふ、でんか、でんか、もなこでんか!」
「聞いてねえ…。ま、いいか。それじゃ、私はこれで帰るね。みんな頑張るんだよ。これからみんなは
(お姉さん)になるんだから…。」
お姉さん?なんでしょう。

78 :菊水ふたば2等水兵:03/01/07 21:36
安達艦長が封筒を開けます。
「ふむ。では、読み上げる。
平成XX年OO月AA日を持って、皇宮警察猫耳水兵隊は練習艦いせでの研修任務を終了し
解散する。解散後の任務について命じる。
菊水わかば、菊水みつば、菊水いつは。
身分を皇宮警察から、帝国海軍2等水兵とする。
同日付、練習艦いせ勤務を命じる。
菊水ふたば、菊水よつば、菊水むつは。
同日付、帝国海軍横須賀海兵団、第1001特別講習課程における研修任務を開始する。
第1001特別講習課程教官を命じる。
以上だ。」
…そういうふうになっていたとは驚きでした。また武山ですか。しかも今度は教える方ですか。
「いせで勤務する面々は正式に海軍水兵となる。頑張ってくれ。武山にいく面々、私もその
第1001特別講習課程の分隊長に内示が出ている。よろしく頼む。それでは、解散!」
しかも安達艦長と一緒ですか。…きっついです…。

79 :東朝三番勝負@羽根突き:03/01/07 23:29
要するに五人一組で勝ち抜き戦の羽根突き勝負をして、チーム順位の総合得点を争うトーナメント戦だった。
一回戦。十人ほどが白木の羽子板を手にカコン、カコンと長閑に打ち合い始めた。

カコン…カコン…カコン…。

火神は白組Bチームの先鋒だった。
スカッ。東朝女官の打った羽根をいきなり空振りする火神。
女官はクスクス笑いながら、生真面目な顔の火神の顔に筆で丸を描いた。
次も空振り。次は当たったが返せなかった。次は打ち返せたが、一回しか続けなかった。
次は二回続けた。次は三回。そしてついに女官が羽根を返し損ねた。
「さあ、どうぞ」
筆を渡され、火神は緊張した面持ちで、女官の肌にそっと毛先を走らせる。
「ひゃ」
「……失礼しました」(MP+5)
次はマッチポイントだったが、何故か火神はあっさり空振りしてしまった。
Bチームの陣営に戻り、頭を下げる火神。黒塗りの火神の顔を見て、チームメイト達は
プルプル震えていた。後ろを向いて、ぷっと吹き出してしまう者もいる。
火神のどんな時でも真面目な顔と、そこに描かれた落書きのギャップは、実用兵器並みだったようだ。
「申し訳ありません」
「だ、大丈夫ですよ火神さん。次、頑張りましょう」(プルプル)
「ふふ。今のうちに練習しましょう」
「…かたじけない」

80 :東朝三番勝負@羽根突き:03/01/07 23:31
大将戦まで縺れ込む接戦となったが、Bチームは無事に二回戦へと進んだ。
カコン…カコン…カコン…。
一回戦とはうって変わって、軽快に打ち合う火神。顔の墨は塗ったままだ。
対戦相手の女官が堪え切れずに吹き出してしまい、先制点を取る。
「さあ、どうぞ」
「……失礼します」
ぬるっ。
「…んっ」
「……失礼しました」(MP+5)
カコン…カコン…カコン…カコン…カコン…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコン…カコン…カコン…カコン…カコン…カコン…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコン…カコン…カコン…カコン…カコン…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコン…カコン…カコン…カコン…カコ、カコン。ぬりっ(MP+5)
カコン…カコン…カコン。ぬりっ(MP+5)

カコ…カコ…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコ…カコ…カコ…カコ…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコ…カコ…カコ…カコ…カコン…カコ…カコ…カコ…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコン…カコ…カコ…カコカコカコカコカコ…カコン。ぬりっ(MP+5)
カコカコカコカコカコ、カカカカカカカカカカカカッ。ぬりっ(MP+5)
カカカカカカカカカカカカカカカカカッ。ぬりっ(MP+5)
カカカカカカカカカカカカカッ。ぬりっ(MP+5)
カカカカカカカカッ。ぬりっ(MP+5)

「──はっ!?」
と火神が気付いた時には、独りで優勝まで突っ走っていた。総勢15人抜き。
恐るべき学習能力、というか萌えの力だった。

81 :仮設霊警詰所:03/01/08 00:51
>>73
霊警A「ん、何だこの反応は・・・。」
霊警B「どうしました?」
モニターには赤い点滅が三つ。
簡易結界のため、位置は特定できてはいないが、結界の内部に人間ではない何者かが入り込んだことを示す反応だ。
霊警A「猫耳や“改造済み”、式神ではないな・・・、船魂?」
霊警B「ううん、実体があるみたい・・・。」
霊警A「・・・・・うち(菊水)以外の人外か? とにかく連絡だ。こちら、仮設霊警詰所、侵入者あり。」

ちゆ「先輩、侵入者だそうです。」
安部「ああ、こっちでも連絡をうけた。」
ちゆ「・・・いったい何者なんでしょう?」
安部「さあな、だが式神じゃあないらしい。一応、両儀社の線は無くなったな。」
菩提「とにかく、霊視したまま巡回続けるぞ。」

82 :名無し草:03/01/08 15:25
舞台裏の話しで悪い。
九重の気持ちも分かるが、火神のやろうとした解決方法が正しいと思う。
ただの感想。

83 :東朝三番勝負@喧嘩独楽:03/01/09 00:38
東朝三勝負は一対一の白熱したテンションのまま、ついに最終戦、喧嘩独楽に突入した。
独楽を使ったトーナメント制の個人戦、要するにベイブレ(略)

加藤「今回も、儀式は無事に終了したな」
葛城「うむ」
この行事、実は陰陽五行を踏まえた、春を迎える儀式であった。
春は五行道では木行"に該当する。木気は”曲直”伸び行く枝や根の成長を表す。
凧揚げと羽根突きは、どちらも木気を阻害する金気を封じるための儀式だという説がある。
そして実は、独楽廻しは単なる数合わせだったりする。

葛之葉「ひーやん! 本気で来いっ!」
火神「承知しました」
葛之葉の傍らには六条がぐるぐる巻きにされて転がっている。
加藤「そういえば葛之葉は、隣りに六条がいると必殺技が使えるのだったな」
葛城「懐かしい設定…いや話だ」

葛之葉「超必殺! 炎の独楽2003っ!!」
火神「……10倍坤炎打」(MP-10)
六条「やーめーてー! いーやーだー!」

ドッゴーーン!!!!!!!!!

加藤「…………お前、本当は萌姫の所在を知っているのではないか?」
葛城「さあ、何のことやら」

最終戦が続行不可能により、結果として紅白戦は一勝一敗一分けの、引き分けに終わった。
火神の得た商品は新人賞の「萌姫の添い寝権利三日分」だった。だが勿論、萌姫は不在。
葛城「萌姫探索にも気合が入ろう」
加藤「……」

84 :名無し草:03/01/09 22:19
漏れも感想。
九重が間違っているとは言わないが他の連中の態度が正しいのでは?
気付いてないかもしれないが、スレを私物化しかけているぞ。
もし意地張ってるだけなら、戻れなくなる前に認めてしまえと老婆心ながら言わせてもらう
火神はネタをやりたければやればいい。約束を守るのは立派な事だが、君も意地になっているのではないか?

85 :名無し草:03/01/09 23:11
いや明らかに間違ってるだろ。
参加者より架空のキャラ優先するなんて。

86 :九重@デムパ:03/01/10 00:07
ふむふむ、感想ありがとね。期待に沿うかは分からないケド、参考にはするよ。

この手の話って、当事者だってもちろん嫌な気分になるものだし、あえてROMさん
達がコメントするのって大変だったんじゃないかな。
(主に送信・又は書き込むボタン押す時)

だいじょぶ?嫌な気分になってない?ごめんねぇ。

87 :名無し草:03/01/10 00:12
>>85
優先してるのは自分の意見だからいいんじゃない?
でも火神PLはなんで譲っちまったんだろ。大人だけど。
友情発言は萌え(藁

88 :艦長交代!:03/01/10 00:15
「帽振れ〜〜〜〜!」
安達大佐が静かに練習艦いせを去っていく。
「武山か…忙しくなりそうだな。ふふふふ…。」

「川村大佐が乗艦する。総員、出迎えの位置に整列。」
そして、新しい艦長は…
「みんな〜!!あたしがあったらしい艦長の川村ももこだよ!いぇ〜い!」

なんだかパキュンぽかった。

川村ももこ大佐。藤倉大佐の同期(この期は若年にして佐官クラスへの昇進者が多く、
それが教官としてこの期を指導した安達大佐が優秀であるという証明にもなっている。)
で、新進気鋭の女性大佐、という触れ込みの人で、海軍の「看板娘」であるということだ。
また、妙なテンションの娘ということである程度部内に名の知れたねーちゃんでもあった。

「これから本艦は、舞鶴で改造に入るけどみんな事故なくガンバローね(ちゅっ)」
と、着任の訓示は投げキッスで締めくくられた。

89 :名無し草:03/01/10 00:35
まだ結構ROMいたんだ。

90 :更級美希子:03/01/10 00:36
今日は書き初め大会です。ごりごりごりごり…墨をすって…
しゅりしゅりしゅり…筆を伸ばして…
まずはためし書き。
(い ー す り ー ま っ く す)
ちょっと薄いかな。

うんしょ、うんしょ。ごりごりごりごり…しゅりしゅりしゅり…
(ど く た ー い え ろ ー)
…なんだか、うしろに視線を感じます。きょろっ。あ、しのはら君。どうしたんですか?
「更級さん…じゃーじ、穿こうよ…みんな穿いてるよ…それに…あのさ…その…お、おしり…。
僕、とってもやりづらいんだけど…。」

おしり?手を当てると、 ぱ ん つ でした。スカートのまま、よつんばい。
いわゆる「めひょうのぽーず」です。しのはら君、顔真っ赤です。ずっと、見てたんですね…。
えっち。すけっち。かんたーち。わたし、しばらく、固まってしまいました。

そのあと、ジャージを穿いて、集中して書き上げました。
(初日の出)
これは課題ですから。あとは自由に、今年の抱負を書きなさいということなので、
(一日三食)
今年はお寝坊さんしないで、ちゃんと朝ごはんも食べて学校に行きたいです。

91 :名無し草:03/01/10 07:11
漏れは火神の意見胡散臭いと思うんだが。
一貫しねえ、後付けの理由ベタベタ、九重の質問には答えねえ。
よくそれで話が進められたもんだよ(藁

ROM随分多いみたいだが、ジサクジエンじゃねえ?

92 :名無し草:03/01/10 09:13
>>91
仕方あるまい。愚痴なんだから。本人も認めているだろう。

93 :84,89:03/01/10 12:28
漏れは旧参加者。余計な口出しすまん。

94 :名無し草:03/01/10 17:39
>91
ROM随分多いって、自分もその一人だろう(藁
それとも違うのかい?

95 :火神@電波:03/01/10 19:40
>91
出来る限り意見を受け入れているので、一貫性が無いのは当然で、
その度に考えを改めているので、後付けと言われても仕方ありません。
しかも、ゅぅι゛ょぅとか口に出してしまったので、胡散臭さも爆発です(苦笑)
認めます。でもそれが間違っているとは思いません。

この件は、九重さんとの合意は出来ている事を忘れないでください。
愚痴については、反省しています。色々受け入れすぎてしまったので、はみ出したみたいです(笑)

それと、質問に答えていない所があるそうですが、後で総合掲示板の方で九重さんにも伺って
きちんと回答しますが、念のためどの部分か教えて頂けますか?

96 :名無し草:03/01/10 21:03
漏れも旧参加者(藁)嘘だよ。何とでも言えるよな。

教えろだと?漏れにか(藁)
ヴァカか。質問する前に検索しろゴルァ!お前にとっちゃ
その程度だったって証拠だろ。

97 :火神@電波:03/01/10 21:22
>96
了解しました。
あなたの言われている部分と勘違いした回答もするかもしれませんが、
あなたと言われている部分と九重さんの必要とする答えが違っているかもしれませんが、
検索して出来る限り回答しましょう。

98 :いせ:03/01/10 22:40
っていうか、ROMの人はなんでこういうごたごたした時じゃないと出てこないんだろ。
普段から苦情なり野次なりなんなりとレスでもして遊んでくれればいいのに。
こんなときばっかりレスが多めについて、話が停滞するのは非常につまらないです。

本当に面白くありません。

99 :九重@デムパ:03/01/11 03:24
なに、これ……(唖然)
ごめん、なんか我慢出来ないや。私未熟者だし(苦笑)…言わせて。

どんな意見持ってても、そんな言葉づかいの人はキライ。

腹割った人同士にしか分からない事だってあるの。ただ言葉追いかけるだけじゃ
分からない事が。ねえ、仲間相手に、傷の付け合いになるのを覚悟でさ。
目をそらさないで、自分の言葉を伝えるのがどれだけ辛いことか、分かる?

今回はそれが必要だと思ったの。どんなに痛くても。今だって痛いんだよ。
あなたには傷を負う覚悟は無い。ただ名無しとして、気紛れに攻撃してるだけでしょ?
そんな人にこの件を、関係者を批判する資格なんてない。認めないよ。

態度を改めないのなら、ずっと、とことん放置。知らない。

>98
そうだね。ネタとして絡んでくれるなら、それほど嬉しいことはないのに。

100 :4研のひと:03/01/11 08:26
         /                         ,、rヽ  /
         \          、,へ,. 、      _,.ノ;;;;;;/  \ 煽  煽 | 荒
 | 荒 も も   \      _、、);;Y;(ノ;;ヽ,ト、   /,;;;;;;;;;;;;{   / れ  れ | れ
 | し.  っ っ  /    <`;;;;;;;`;;;;;;;;";;;;;;;;;i!;i,、 __i゙;;;;;;;;;;;n;|  \.  |  煽 | ろ
 | ま. と  と  |    ∠;;;;;へ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;へ;;;;;;;;;|ヘr;;;;;;;,、、!''  /.  |  れ | 荒
 | .く  こ だ  >   ム;;/  ゙i;;;;;;;;;;;;;;i.  `、:;;;;;;;;;;;;;;;;/     |   |     | れ
 | れ の  |   |   r';;;/  /`'';;;;;;;;;;;;;;;''"、 `ヽ;_;_;r''    <   |     | ろ
 |    ス  |   |   /;;;L  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙,          |   !!    !!
 |    レ    /   |;i!;;L` i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!          |
 !!   を    /   |/`'''` i;;,ィ;;;;;;;r''v'ヽ;;;;ト、;;i          \
\/\/\/\/       i/,|;;;;;,/    ゙,;;;;L`;i           \/\/\/\
                 i;;;;;;;;|     };;;;;L
                 i'゙;;;;;;「     ゙i;;;;;;;;i,
                /;;;;;;/      '、;;;;;;;i
              ,rzニl;;;;;;;;|         ,!;;;;;;`'‐、
              `ー─‐''       i゙,. -─- ゝ

101 :名無し草:03/01/11 11:02
>なんだか、こういうごたごたの時しかROMさんが出てこないのは、
>こういうごたごたを煽るタイミングを計るためにROMしてるんじゃないかと
>邪推するぐらい嫌な気分。本当にそういう人がいるなら、回線切って部屋を
>引き払って、身辺整理を終えてから、飛び降りや首吊りだと後片付けする人が
>大変だから、漬物石ポケットに入れて海に飛び込んで臣でね。

>>99
>どんな意見持ってても、そんな言葉づかいの人はキライ。

(´-`).oOご立派ですね。

誰にでもみることができる、公開の場で遊んでいる以上、煽り荒らしが
飛んでくることくらいは覚悟した方がいいんじゃないですかね。

102 :4研のひと:03/01/11 11:20
>>101
ヘッ、きやがったな。
九重殿、いせ殿!

         ここは 俺 に ま か せ て 先 に 行 け !

うおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜

103 :4研のひと@数秒後:03/01/11 11:21
 
 
 
 
 
 
 
                               ⊂⌒~⊃。Д。)⊃

104 :いせ:03/01/11 11:31
以下、意見のある方は掲示板へ。

http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=1776&KEY=1019706656&LAST=100

ここは議論スレじゃありません。ネタスレです。

103>>置いていけるか!みんなで、あの朝日をみるんだ!!

105 :火神@電波:03/01/11 18:10
>101
>誰にでもみることができる、公開の場で遊んでいる以上、煽り荒らしが
>飛んでくることくらいは覚悟した方がいいんじゃないですかね。

荒しの方が叩かれた時の常套句ですね。まだそんな死語が通用すると思っている方がいたとは驚きです。
煽りや荒しが来る覚悟、誰だって持っています。ですが何故それが煽りに怒るな、荒しに反応するな
という事になるのでしょうか? 荒しに反応するほうが悪い? 荒すほうが悪いに決まっています。
確かに2ちゃんねるだから荒し煽りが来るのは当たり前です。でもどうしてそれが荒していい、
煽っていいという理屈になるのでしょうか? 公開の場だから何をしてもいいなんて間違っています。
2ちゃんねるにもルールやマナーはあります。それくらいも守れないような方は、申し訳ありませんが
2ちゃんねるから消えて下さい。たとえ善意から出た忠告であったとしても、その意見は受け入れられません。

と言いたいところですが、私がこのような発言をするのは今回で最後でしょうから、御意見受け入れます。
以後、悪質な荒し煽りの類は一切無視させて頂きます。

106 :4研のひと:03/01/11 18:24
 | ククク…… こうやって参加者とROMが煽りあい……
 | スレ全体を荒らすに至る…… これが私のプロジェクト
 |   ス レ 殲 滅 計 画 だ ッ !!
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         /ヽ l⌒l                l⌒l /ヽ
      ∧ /:::::/ |::::::|                |:::::| ヽ::ヽ ∧
     / / |  |  |   |     /ヽ      /ヽ     |   |  |  | ヽ ヽ
     | |  |  |  |  |    / /      ヽ ヽ    |  |  |   |  |  |   __
  ´、`ヽ \ \ヽ:::ヽ |:::::| / /       \ \ |::::::| /:::::://::/,-'' ~ ,-'
   ヽ `ヽ:::::::::::::::y::::::::v /           \ v::::::::y::::::::::::::::/´   ,'''
    ヽ_        /             ヽ         _/
       ヽ::::::::::::::::  /   .∧         ∧.   ヽ::::::::::   /
        ヽ::::::::   |  /::::ヽ      / .ヽ   |:::::::::  /
         |::::::::   | /::::  `、     /   ヽ  |:::::::::  |
          |::::::::  γ:::::::::::   ̄ ̄ ̄     ∨::::::   |
          |::::::::  |:::::::::::::::::::::::::        |:::::::   |
       ,,-'' ̄ |:::::::  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::    ::|:::::::  |  ̄\
      /  ::::::: |:::::::   |::::-=・=-::::::::::::::-=・=- ::|:::::::  |::::::::  ヽ
      | ::::::::::::::|:::::::   |:::::::::::\___/   ::::|:::::::  |:::::::::::  |
      | ::::::::::::::::|:::::::  |ヽ:::::::::::\/...........:/|:::::::  |:::::::::::::  |
      ヽ :::::::::::::::|:::::::  |lll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lll|:::::::  |:::::::::::   /
       ヽ :::::::::::::|:::::::  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::   |::::::::   /

107 :4研のひと:03/01/11 18:27
日本語変だった('A`)

108 :4研のひと:03/01/11 18:31
あでもいいかもしんない

109 :東朝近況:03/01/11 20:38
火神は屋敷の一室を借りて筆を握っていた。黒子から送られた墨を使って、
阿部から送られた白符に奇妙な文字を書き込んでゆく。既に十枚近く、
同じように文字を書き込まれた符が畳の上に並べられていた。
通りかかった葛之葉と六条が、そっと火神の後ろから覗き込む。
火神は背後の二人にも気付かないほど書き込みに集中している。
六条は邪魔しないタイミングを待とうとしたが、葛之葉は気軽に問いかけた。
「ひーやんも書初めか?」
少し字が歪んだ。火神は気にした様子もなく振り返ると、完成した符の一枚を二人に見せた。
「これは私の身体を構成する符を作っているのです」
「あっ、そう言えば見覚えある」
「東北は危険な所だそうですから、予備の符を多めに作っておこうと思いまして」
「へー、リバーシブルなんだ」
「表は飛行符、裏は火行符です。飛行符は機能の大半が変化に使われていますが」
ぱちり、と符の中心に火神の目が開いた。
「ひゃっ!?」×2
抱き合って飛び上がる二人。
「…失礼しました」

110 :ちゆ:03/01/12 02:17
>>81
ちゆ「・・・その紙袋、なんですか?」
菩提「おっと、そうだった。研究所の所員からこれを預かっていたんだ。」
ちゆ「?・・もしかしたら。」
紙袋から取り出したものはTシャツとスパッツだった。
菩提「変身しても破れない服、完成だそうだ。」
ちゆ「や、やっと裸にならずにすむんですね・・・。」
菩提「残念なことにな。」
ちゆ「・・・変なことしてませんよね。普通の服とすり替えたとか。」
菩提「俺がそんな男に見えるのか!?」
ちゆ「はい。」
菩提「Σ(゚Д゚;)ガーーーーン!!」

安部「だんだん菩提の扱い方が判ってきたようだな。いいことだ。」


ちゆ「私、さっそく着替えてきます! ええっと、更衣室は・・・。」

111 :ラボーチキン:03/01/12 02:40
お姉さまの…ぽよぽよ…。
頭はぽよぽよしていても、彼女の超高感度イヤーは、近づいてくる足音をしっかりと
聞いていた。のぼせる頭で、取りあえず、耳だけ近くにあったタオルで隠す。
ぽよぽよ…。

112 :萌平かなえ:03/01/12 15:47
くだらない、本当にくだらない。
みんなへらへらしやがって。いい気なもんだ。何にも考えていないんだろうな。
「こんばんわ。萌平かなえです。はじめまして。」
こうやって、挨拶に回って。私がすでに北朝の人間だって 見 せ 付 け る。
西朝の生殺与奪は全て自分たちの手の中にあることを 見 せ 付 け る。
私は政治の道具だ。へっ。くだらねえ。
「もなこ殿下、萌平かなえです。今回の晩餐会、お招きいただきありがとうございます。」
そんなに見せ付けたいか?な ら こ れ ぐ ら い や っ て や ろ う か ?

傅き、手の平にキスをする、手筈だった。
でも、膝をつき、もなこ殿下の 靴を 舐めた。
きょとんとしているもなこ殿下。悪いね。あんたにゃ何の恨みも無いんだけどさ。
あんたの取り巻きが憎いのさ。

「かなえさん、とりあえず、立ってくださいなのです…。どうして、こんな…?」
「はい。私は殿下と、天皇家に忠誠を尽くす身です。臣下が主君に敬意を表する、当然のことでしょう?」
口元を歪ませて、これ以上ないってくらいの笑顔を作ってやる。もなこ殿下は涙目になっている。
ほんと、悪いね…。

そして私はたたき出された。あはは。あいつらのあわてっぷりといったら!おかしいねえ!
別室に叩き込まれる。どすん。壁が背中に叩きつけられる。胸倉を掴まれて、体が宙に浮く。
「萌平、貴様ぁ!!」
お仕置きタイムのはじまりはじまりってか。あははははは!

113 :菊水特務研4研:03/01/12 17:20
研究所の壁に書初めがはってある。
試薬メーカーの名前がついたカレンダーや、
主要な化学反応系がずらずらずらと書かれたポスター、
それに実験場の注意やプロジェクトの概要が所狭しと並んでいる中、
その和紙は浮いて見えたが。

科 学 は 絶 対 な り   蔡川詩季

正 義 降 臨          滝

死 に た く な い      相田

114 :東北:03/01/13 00:34
>>65 からのつづき
東北某所 ゲリラの補給所をめぐる戦い 戦車将校の手記より
やっと続きを書く余裕ができた。戦闘団のS2(連隊の情報担当者)見積もり違いで
飛んだ目に逢った。
1940
 まもなく突撃発起。冬季迷彩に包んだ施設小隊が障害物破壊の為破壊筒を持って近づいて
いる。対抗部隊は応射しない。見えてないのか?砲弾のため壕にへばりついて射撃できないの
か?両方であって欲しいと心底思う。
1950
 到達したらしい。しかし一向に変化が無い。不発らしい。対戦車障害物の排除がなくては
進撃が遅くなり戦車が火砲に晒されてしまう。
2000
 膚接突撃躍進せねばならないが爆破が間に合わない。普通科の突喚と銃声が聞こえる。調整
が上手いっていないのだろう。このままでは戦車がHMG(重機関銃)のトーチカ射撃位置につけ
ず皆なぎ倒される。一般的に砲撃から立ち直って射撃出来るようになるまで10秒といわれこ
の間に躍進、壕へ潜り込ませねばならない。なれた兵はもっと早く応射するのでその間、機銃と
歩兵砲、突撃銃で頭を上げさせぬよう制圧し続ける必要があるのだがその10秒に戦車がいない
訳にはいかない。こうなっては是非も無い。 前に出る外ない。火砲の晒されるが致し方ない。
そうこうしているうちに施設の連中が見つかったらしい。逃げ込んだ手近な砲弾のあけた穴で完
全に孤立 釘着けになっている。ただ敵の射撃は完全に上に逸れている。暗視装置がないとの情
報は正しかったらしい。銃砲店から強奪した民間狩猟用暗視装置を保有している可能性を恐れて
いたが杞憂らしい。普通科の連中は暗視装置は余り無いはずだからもっと酷い目にあ
いかねないのだから。

115 :東北:03/01/13 00:35
続き
 中隊長からの無線が入る。「障害物まで進出。施設を助けろ。」異議は無い。全力前進。
迫撃砲の突撃破砕射撃も始まっているようだ。銃火も威勢がいい。装甲板が激しく銃火に叩かれる。
かんかんと喧しい。折角の爆発反応装甲も誘爆している。しかし施設の連中が釘着けになってい
る所までの距離が長いのだろう。普通科部隊もさっきから釘着けになって進撃がとまっている。
敵陣に対して必死で銃撃を浴びせているが効果は乏しく、しかも少しずつ反撃が弱くなっている。
平文で悲鳴のような通信もみだれて飛んでくる。

 ペリスコープの視界から普通科部隊が消え施設科の連中を注視する。突然数人の施設科隊員が伏
せていた砲弾の孔から飛び出す。彼らを銃火が追いかけていく。曳光弾は横殴りに荒れ狂う雨か
霰か。ばたばたと倒されていく。しかし、尚突き進んでいく。なんともどかしいのだろう。なん
と無力なのだろう。すると生き延びた者がまるでラグビーでトライを決め込むように障害物へ飛
びこむのが見えた。爆発。障害物が舞い上がった。74式のエンジンがこの時咆哮のするかのような
唸り声を上げたのも印象に残っている。私の心の慟哭を代弁するかのように。無論これが彼らの最
期だった。この時も瞼の後ろに彼らの姿がありありと浮び忘れられない。いや忘れてはなら
ないのだろう。

 車長用照準機に例の戦車トーチカの砲塔がついに映る。矢張り生きていた。同軸の機銃をバラバラと
撃ち普通科部隊を止めている。パッと煌く。主砲発砲。弾道が高い。C国の59式の旧式FCSらしい。
しかも気付いていないようで普通科部隊の方へむけている。間髪いれず命ずる。
「加藤!10時の戦車砲塔。鵺1から全員へ。鵺2は4時の砲塔。3、4は重機を潰せ」今日ばかりは
機械が有難かった。FCSの改善で行進間射撃が正確できるからだ。紅蓮の炎が敵を包んだのはいうま
でもない。


116 :東北:03/01/13 00:36
つづき

戦車砲の射撃と重機の壊滅は士気をぐらつかせたらしい。火勢が目に見えて弱まっていく。普通科
の連中が乱射しながら再度飛び出していく。我々も其れに続く。盛大に同軸機銃を撃ちまくる。
砲を撃つより相手に火器を撃たせ無いように頭を下げさせるときはこちらのほうがよよいのだ。
 見る間に敵前哨壕には我が普通科が踊りこみ手榴弾らしい閃光と銃剣が煌き始めた。これを見て
停止。第1段階の成功を確信し敵主要陣地へ火砲をむける。敵は主用陣地への収容支援せんと無我夢
中なのだろう。さかんに撃ちかける。其れに対して我々は一つ一つ戦車砲を浴びせ同軸機銃で制圧を
くわえる。効果てきめん。無駄をさとったのか次第に沈黙していった。この辺からは良く覚えていな
い。RPG7と思われるロケット弾が前哨壕から数発、赤い尾を引いて飛んできたのが印象的で其れに
対して同軸機銃で制圧を命じたのまではハッキリしているが、敵兵の肉薄攻撃を受けそうになりハッ
チから頭をだして機銃を撃ちまくり、手榴弾を投げつけながら指向すべき目標を伝えたりととにかく
死にもぐるいだった。おそらく一種のパニックだったのだろうか?気付けば砲火は止んでいた。
前哨陣地からは制圧完了の報せがとどく。

117 :東北:03/01/13 00:38
まもなく前線に特科の観測員が推進してくる。それまでに突撃再興を準備する。車体は一端
前哨壕付近に倒れた樹木の影に隠している。車外に下りて履帯をチェックする。履帯は大丈夫。
走行には支障は無さそうだが張りつけてあった反応装甲は殆ど吹き飛んで、弾痕だらけである。
装填手の郷田上等兵が話し掛けてくる。
 「小隊長。車体の左側を見てください。」
 みると小さな 親指ぐらいの孔が空いている。暗くてよくわからないが周りは焦げているよう
だ。どうやら浅い角度でRPG7が命中したのか、AK47から発射できる対戦車擲弾か、R国の旧式の
対戦車手榴弾か、とにかく、どうやらあの肉薄攻撃を受けた時成形炸薬弾を浴びたらしい。
爆発反応装甲で熱エネルギーが減殺してくれたのでこの程度ですんだに違いない。
あの混乱のなかじっと壕に引きこもって機をうかがっていた敵の度胸を天晴れと思う反面
ぞっとする。動揺はさとられたくはない。咄嗟に
「なあに、美人にゃ(ここでは戦車のこと) ホクロの一つもあったほうがかわいいよ。」
と軽口を叩いて誤魔化した。おもえば始めて乗った戦車が退役寸前のM41で当時最新の74式
が眩しく見えたが、自分も74式もすっかり中ブル品(中古品)になってなってしまったと思う。
だが女房と一緒で見なれても可愛いく心底惚れてきたのだ。傷がつくのは可愛そうだが戦車は
戦ってナンボ。そうさ弾痕は化粧、破孔はホクロ可愛いもんさ。孔をそっと撫でながらそっと
呟く。「いつも有難う。今日はもう一寸がんばってくれよ。」其の他は異常なし。破孔は土嚢を
括り付けて誤魔化す。そのときだった怒声や悲鳴が聞こえ ぽんぽん間抜けな音が響くと共に
ぱあーと明るくなる。照明弾だ。双眼鏡でみればざっとみて四 五百だろうか敵兵が津波のよう
に喚声を上げて突入せんとしている。「革命万歳」「先手を打って逆襲してきたのだ。あとでわ
かったが彼らは物資の運び出しが完了せずほら穴にこもっていた。対抗部隊は150から200名?
飛んだ見込み違いだった。実際は千名近くがほらあなや彼らが掘った横穴式の退避壕に潜んでいた
のだ。長い夜の始まりだった。

118 :水上拓:03/01/13 01:06
>40
僕は馬鹿みたいにいい気分になっていた。もちろん表情なんかには出さないけれどね。
カンヌキ、頑張ってたんだね。何処かの旅団長みたいに首吊って遊んでたんじゃなかったんだ。
僕も、もっともっと頑張るよ。
僕は『教授』のラボに来ていた。前に頼んでいた僕の武器を貰いにきたのさ。
教授、今は暇みたいなんだ。それでもいつも何か仕事している。仕事が趣味なんだね。
「あはははーっ。あけおめーことよろー、ですーっ」
「うん、今年もよろしくね。早速だけど教授、頼んでたナイフ出来てるかな?」
「もちろんですーっ」
教授は机の引き出しから筆箱のようなケースを取り出した。受け取ると、鉄の塊りのように
ずっしりと重い。中には細身のナイフが十本くらい並んでいる。
「刀身はアモルファスチタン合金製でっ、比重は金と同じですーっ。エッジは超音波仕上げでっ、
柄には交換式のカートリッジを付けてみましたーっ」
僕は台に座って教授の説明を聞きながら一本、手にとってみる。新品だけれど不思議に手に馴染む。
「凄いや、ありがとう教授」
「あははーっ。でわっ、対価を頂きますよーっ」
そう言うと教授は僕を押し倒した。台からシャカッと枷が飛び出して僕の手足を拘束する。
僕は実験台の上に座っていたんだ。気が緩んでいたんだね、失敗しちゃった。
押し倒されるのが実験台の上じゃなかったら嬉しかったのにさ。
教授はメスで僕の服を切り裂くと身体を撫で回す。教授の手はとても冷たかったのに、凄く熱かった。
……消毒液まで塗るんだから、本気みたいだね。
「えっと、麻酔は?」
「あはははーっ。怖くないですよーっ。ちょっと改造するだけですーっ」
「そう。痛くしないでね」

119 :来賓@晩餐会:03/01/13 22:27
>112
その光景は会場内に気まずい雰囲気を起こすには十分過ぎるものだった。
もなこ殿下の靴を舐めた少女は虚ろな微笑を浮かべたまま、付き添いらしい男に足早に連れ去られてゆく。
多くの来賓は、その少女が西朝の血縁者だと知っていた。北越戦争を引き起こした萌平の生き残り。

来賓A「北朝は何を考えているのだ? あれはいくらなんでもやりすぎだろう」
(ヒソヒソ)
来賓B「しっ。聞かれますよ」
(ヒソヒソ)
来賓C「あの戦争で兄を失った。未だ西朝は憎いよ……だが、子供に罪は無いだろうに」
(ヒソヒソ)
来賓B「もなこ様もあんなにお困りになって。お可哀想に」

120 :4研相田@ひなぎく臨時本部:03/01/14 18:45
ちょっとちょっと!
触んないでって。見るだけだって。
っつってもそんな周り取り囲まないでって。おーいみなさん。
この変態どもが。
オレが格好よく白衣をなびかせてこのひなぎく詰め所に颯爽と現れたときは
「護衛が目立ってどうする。しかもあんたはメンテ役で出番はないんだから
 せいぜいおとなしくしてろ。」とか怒って散々な扱いだったのに、
コンテナに積まれたM0-eが届いた途端これだよ。
まあ、(;´Д`)ハァハァしてる奴よか、菊水の秘密兵器っていうのにひかれて
眺めてる奴も多いみたいだけど。
あとは……明らかに俺たちに敵意の目を向けてる奴もいる。
まあ、こちらさんとウチの粛清部隊は仕事の管轄上
そんなに仲よさそうじゃないしね仕方ないか。

>>119
ありゃ?なんだかざわざわし始めたよ。
歌始まるの?はじまる? え? ちがう?
殿下は大丈夫なの? あらそう。

121 :La Traviata『乾杯の歌』:03/01/14 22:47
>>112
凍りつく会場内。涙目の姫君。せっかくの宴が台無しだ。
ふむ、ここはやっぱり私の出番ですよね?いかな悲劇でも第一幕から悲しい宴はあるまいに。
かの少女が悪いとは私も思わないのですけれど…

立ち上がり、姫の手を取ってかしづく。
「プリンツェーサ、私が少々芸をご披露いたします。ピアノをお借りしますね。」
言うなりつかつかと部屋の隅においてあるピアノに歩み寄る。
流れるような動作で腰掛けると、手つきも軽やかに前奏を奏でる。
静まっていた会場内に音符が波のように流れて染み渡り行くのを見届けて立ち上がる。

そしてそばに立っていたメイドの一人に耳打ちをする。『君はピアノが弾けたよね?』

くるり、メイドはピアノに座って前奏を引き継ぐ。立ち上がったエリクの手にはシャンパンの杯。
そして会場内に呼びかけるように高らかに声を上げた。
    Libiamo ne'lieti calici Che la bellezza infiora,
    E la fuggevol oraS'inebrii a volutt.Libiam ne' dolci fremiti
    Che suscita I'amore, Poich quell'occhio al core
    Onnipotente va...Libiamo,amore fra i calici Pi caldi baci avr.
(楽しい杯で喜びの酒を飲みほそう はかないときを快楽にゆだねよう
 愛を呼び覚ますときめきのうちに杯を飲みほそう 彼女のまなざしこそ、
 僕にはすべてに勝るのだから乾杯しよう。愛によって、熱い杯の間に口づけを得るだろう )

女性たちの手にはくちずけを、男性たちとは杯をかわしながら会場中を歌い歩く。
声は会場に反響し、増幅され、聴衆を高揚させる。溜息とともに聞きほれていた彼らまでが
空気に飲まれるように歌の世界へと没入してゆく。

3拍子のリズムと優雅なメロディが気まずい空気を洗い流し、そこはさながらオペラ座のように。
誰もこれがピアノと一人の歌手だけで構成されているとは思えなくなっていた。

122 :ちゆ:03/01/15 01:01
>>111
ガチャ。
更衣室のドアを開けると先客がいた。
長椅子に寝転がった女性がひとり。
「ぽよぽよ・・・・。」
調子が悪いのだろうか、うわごとのように何事かつぶやいている。
「あ、あの、どうしたんですか?」
「ぽよぽよ・・・・お、お気になさらなくても・・・・よろしいですわ・・・。」
「そうですか?」
しかし、それ以上は何も答えず、ただうわごとを続けるだけだった。
「・・・・医務室にいきましょう?」
「ぽよぽよ・・・。」
ちゆは女性をおぶって医務室をめざした。
女性の頭からタオルがおちたのは、更衣室を出るときだった。

123 :来賓@晩餐会:03/01/15 21:13
>121
来賓A「おお、なんと見事な」
来賓B「噂に違わぬ美声ですわ(それに良いオトコ…)」
来賓C「……」(真剣に聞き入っている)

124 :ラボーチキン:03/01/15 21:16
「あ、あの、どうしたんですか?」
「ぽよぽよ・・・・お、お気になさらなくても・・・・よろしいですわ・・・。」
「そうですか?」
ハァハァ…まだ顔がぽてぽてしています…どこからか…綺麗な歌が聞こえてきます…。
ハァハァ…視界がまだぼやけています…ぼや〜〜〜〜〜ん。このままでは任務の継続が…
お姉さまに軽蔑されてしまいますぅ……お姉さま…お姉さまの…ぽよぽよ…ハァハァ…
はぅ……どうしても…頭の中をちらついて…あぅぅぅ…ハァハァ。

125 :元南朝:03/01/15 21:22
>102
>103
激しくワラタ

>105
発言が81式入ってる、もう少しでデムパ厨房テケーイだ『気をつけろ』

>112
大隊指揮官ならびにもえみ風のネタは

             ヤ        メ          レ

こんな皇統の人が居たら萎える


126 :La Traviata『乾杯の歌』:03/01/15 21:28
>>121
歌い続けるうち、会場内からも声が返り出し、増えるにしたがってそれは合唱となってゆく。
Tra voi sapr dividere Il tempo mio giocondo; Tutto follia nel mondo
Ci che non piacer. Godiam,fugace e rapido il gaudio dell'amore; un fior che nasce e muore,
N pi si pu goder. Godiam,c'invita un fervido Accento Iusinghier.
(皆さんと一緒に楽しいときを過ごしましょう 喜びでないものは、すべてむなしいものです 楽しみましょう、はかない愛の花を
今楽しまなくては、すぐしぼんでしまいます さあ、楽しみましょう 杯と歌が、夜々この楽園を新しくするのです)

歌い進む中、エリクとモエナの目が一瞬交錯した。恭しく手にキスをするエリクに、薄い微笑で返すモエナ。

ピアノを弾いているメイドはもう陶酔しきっている。聴衆の中には女性の手をとって踊りだしてしまう者までいる。
「どうだい?ボクの先生は。」満足そうにもなこを見る王子。もなこは口をぽかんと開けて呆としていた。
「すごいのです……」
 La vita nel tripudio.  Quando non s'ami ancora.
 Nol dite a chi I'ignora. il mio destin cosi...
Ah,s,godiamo,la tazza e il cantico La notte abbella e il riso; In questo paradiso Ne scopra il nuovo d.
(生きがいは宴の中にこそ 愛を知らないうちは 知らないものにはおっしゃらないで これが私の運命ですから
さあ、楽しみましょう 杯と歌が、夜々この楽園を楽しくするのです)

メイドも賓客も男も女も享楽の宴の音楽に飲み込まれたままに踊り、歌い、その中をアルフレード(椿姫の主役)となった
エリクが悠然と進む。最後の一節を高らかに歌い上げながらピアノの処まで戻り、メイドの手を取る。
すい、と立たせて自分でピアノを弾き、収束部へ。見事に弾き終えて立ち上がると、聴衆の割れんばかりの拍手がエリクを称えた。
「すばらしい!」
「Bravo!!」
騎士のようなきちんとした礼でそれに答えるエリク。会場内の空気は豊かに戻っていた。
しかし…一部の人間を除き、彼らは自分たちが歌い、踊っていたことには一切気付いてはいなかったのである。
「拙い芸をお見せいたしました。」
そう言ってエリクはもなこに笑いかけたのであった。

127 :名無し草:03/01/15 21:51
今後に期待サゲ

128 :4研のひと:03/01/15 22:06
 +     +         +       
.      / ̄\  +.  ∧_∧アハハハ
ワラウナヨー( ´∀`)    (´∀` )  
      (つ  つ     (つ  つ■  
.   +  ( ヽノ      ( ヽノ. ←>>125        +
      し(_)      し(_).    
                                      +      +
    +                     +
        〈⌒\ / ̄\  +
         \ ヽ( ´∀`)  ワラウナッテイッテンダロ       +
        +  (m  ∧ ∧)    +
          ,へノ ∩Д` )         +
          し、_ノゝ _ノ   ■
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

>>127
ageろっつってんだろ――――!!
また殴られてーのか―――!!!

129 :4研のひと:03/01/15 22:13
ズレタ

130 :ラボーチキン:03/01/15 22:59
…どうも、さっきの小柄な女の人におぶられているみたいです…景色がゆらゆら…
ゆらゆら…揺れています。なんだか、気持ちがよくなってきました…ゆらゆら…
うとうと…すうすう…耳に当たる空気がとても気持ちいいです…。すうすう…。
なんだかとっても、眠くなってきました…うつら…うつら…。

131 :山崎渉:03/01/15 23:02
(^^)

132 :なぜなに教室:03/01/15 23:18
>118
実験台に拘束された半裸の少年と、メスを握った白衣の少女。見た目危険な香りを感じるが。
「ねえ、やっぱり麻酔しない? 腸とかでちゃうよ」
少年は他人事のように問いかける。
「あはははーっ。そんなに大きく切開しないから無問題ですーっ」
スパパッ。
「く〜っ! やっぱりこれですーっ」(爆)
メスを胸元で握り締めて快感に震える教授。最近溜まっているようだ。
「……ふう(観念)どうせなら、凄く強く改造して」
「あはははーっ。残念ですが水上君は成長期ですからっ、本格的な改造は大人になってからですーっ」
教授は白衣を腕まくりして、キュパと肘までゴム手袋を填めた。切開部に手を突っ込み内臓を掻き分ける。
「んっ…」
「あはははーっ。スペース作るので少し我慢してくださいねーっ」
「教授、何する気なの?」
「水上君は危ういですーっ。ともえちゃんの為にっ、もなこちゃんさえ傷付ける可能性がありますーっ」
「そんな事ないよ」
「あはははーっ。一瞬だけ鼓動が早くなりましたよ? まだまだ功夫がたりませんねーっ。
そゆことで保険を掛けておきますーっ。その代わりっ、死んでもともえちゃんを守れるようにしてあげますーっ」
教授は手を引き抜くと、シャーレの中から変な蟲を摘み上げた。

バオー(゚∀゚)))))))))))

「……それ、凄く嫌」
「あはははーっ。怖くないですよーっ。お腹の中に入れるだけですーっ」

133 :4研のひと(;´Д`):03/01/15 23:27
(;´Д`)

134 :正直スマンカッタ:03/01/15 23:43
>128
4研の人
>ageろっつってんだろ――――!!
sageで逝くスレッドじゃなかったのかYo馬鹿五人居なくナタ−ラ変わったなココ

135 :名無し草:03/01/15 23:45
>132
残酷ネタをするから69式は慶祝を自主退出しなきゃならんほど名無しに叩かれた
のではなかったか?

136 :名無し草:03/01/15 23:48
所で、ココのローカルルールはメール欄に「age」だよな?

137 :ROM:03/01/16 00:03
いや、アレは嵐の仕業だろう4研も>>132も萌平も黒猫も

138 :4研のひと:03/01/16 00:03
スマソ

139 :4研のひと:03/01/16 00:05
漏れが荒らしで荒らしが漏れで

140 :4研のひと:03/01/16 00:06
漏れが
漏れが
漏れが荒らしだ〜

141 :4研のひと:03/01/16 00:11
わかったよ
今後いっさい荒らさないことを

142 :4研のひと:03/01/16 00:11
         ヽ《/ソヾバナナソ)ゞ/       )   キ斤
       . .,,,_ノソゞ(( ◎ ))ソナ/ヽ_,,,,,_   <     言
  <二ノミ ソゞ, | ̄二,,∨ ̄二 ̄\⊂ソノノ二> )    、
     `"~-/ (( 1.;)∨( 1;;))  `|ー~"´   <     ̄)
      /  /ヽ`~´ヽ/ .`~ /ヽ \      )    ´
     /  /(/()()()()()()ヽ)\ \__<     ┼┼"
     ヽ  | \ ヽ;;;;/;;;;;;;;;;;;;ヽ | |   /    ヽ、   .└─
      \|  ┬/;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ| /|  ./      )     エ
          /  /;;;;;;;ミノ 丿 |// |ヽ    丿    エ
        /  /;;;;;;;;;ミノ |_,-~´_/ |    .<     エ
      /  /|;;;;;;;;;;;;;ミノ /__,-~"´ _/     ヽ
    /   / ̄(ヽ(ヽ(ヽ(ヽ/___,〜´      ノ   |i |i |i
  /   ./   "´◆`""              )   ・ ・ ・
 /    ,,ノヽ,,,                     ヽ、人ノヽ、 ∧ノ
/    /ヽ,/                            ∨
 ̄ ̄ ̄   .´

143 :ROM:03/01/16 00:59
反省してないだろ

144 :ヤコブレフ:03/01/16 03:34
>>124
ヤコブレフ「あ、ラブお姉ちゃん、だいじょうぶかな・・・。」
トイレに行ったついでにラボーチキンの様子を見にいこうとしたヤコブレフ。
ばったりとラボーチキンをおぶったちゆに出会った。
ヤコブレフ「ラブお姉ちゃん?」
ちゆ「あ、ひょっとしてこの人の妹さんですか?」
ヤコブレフ「そ、そうだよー。」

!? 
ラブお姉ちゃん、耳だしっぱなし!!
この人警備の菊水の人だよね・・・・。
気づかれてないのかなー。

ちゆ「医務室につれていこーと思ったんですけど・・・。」
ヤコブレフ「ど、どーも・・・。」

ど、どうしよう?!

145 :4研のひと:03/01/16 08:42
>>143
うん

146 :4研のひと@りんちぇー:03/01/16 13:18
オレは!
このスレに同時に存在する125人のほかの荒らしを倒すことで
唯一最強の荒らしになるんだぁぁぁぁぁぁ

147 :ROM:03/01/16 14:00
>145
正直な人だ・・・・・

148 :ROM:03/01/16 14:02
しかし・・・・・・
「頭と尻に生体部品の猫耳と尻尾を移植された皇女」と言う奇怪なキャラを最初に
作ったのは誰なんだろーな

>伊勢
何だよ、閉鎖的な場所でじゃあなくてこっちで語ろうぜ。

149 :名無し草:03/01/16 16:55
>>148
移植はナエー。いやむしろ?萌え?

>>四研
フレンドリー

>>イセ
ストレス溜まったのか?荒れてるな。
お肌に悪いからホドホドにしとけー

150 :4研のひと:03/01/16 18:26
( '・A・ `)えー荒らさないの
じゃあくるなよ!俺は荒らしと戦わなきゃならないんだ
あーでもやっぱりさみしいからあそぼうよ

151 :4研のひと:03/01/16 18:28
>移植
生まれつきそうだったみたいよ

152 :4研相田:03/01/16 18:51
>>126

      ∧∧                                                 ∧∧
     ( ゚Д゚)▽                                         ∧∧ (゚Д゚ )
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   (__ノ                                             ▽∧ ∧___)
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|/    つ      ( ゚Д゚) ( ゚Д゚) .( ゚Д゚) ( ゚Д゚)   <  同じあほならおどらにゃそんそん
  ∧ ∧     .⊂  つ⊂  つ⊂  つ⊂相田つ   |
 (   )▽   〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ   .  \____________∧ ∧___
  /   つ     (/   (/    (/   (/                           (゚Д゚ )
  ∧ ∧                                          ∧∧   |   \
  (   )    楽しみましょう♪                           (゚Д゚ )∧ ∧_)
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 (___ノ (   ) ∧ ∧   ∧ ∧          ∧ ∧   楽しみましょう♪ (゚Д゚ )(゚Д゚ )
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   ∧ ∧(___ノ  (   )  (   )∧ ∧∧ ∧ ) /  |  ∧ ∧  ∧ ∧  (゚Д゚ )(゚Д゚ )
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153 :名無し菊水:03/01/16 19:05
「この不敬者めっ!」
パキュン!(>148を狙撃)

154 :菊水特務研4研:03/01/16 19:19
蔡川「イライライラ……
    休暇をとるどころか、正月休みさえなかったなんてどういうこと!!?」
新人1「俺らに言わんでくださいよ」
新人2「相田さんは殆ど研究所にいないし、滝さんは使えないし……」
滝(゚∀゚)「アヒャ」
新人1「あ、でも滝さん、VC植えたラットの世話、だけはしてくれるようになりましたね」
蔡川「あの大量のねずみを世話(して観察)するのが彼のメインだったから。体が覚えてるのね」
新人2「この前までは悲惨でしたからね……ほっといたVCの培養細胞が変異起こして」
新人1「まさにバイオハザード……」
蔡川「仕方ないわ。そんなことよりこの今やってるプロジェクト終わんないと家に帰れないわよ」
新人s「「何週間かかるんだよ……」」

155 :撫子@迎賓館:03/01/16 20:58
>112
撫 子「こんな素敵な唄が聞えるのに、あなた何しているの?」
ガード「……な、何だお前達?」
撫 子「プチTVです」
雄 一「ヤバイですよ撫子さん」(と言いつつTVカメラを構えている)
かなえ「……」
ガード「マスコミが何故こんな所に…」
撫 子「ふふっ。カン、よ」
雄 一「本当は遅刻して会場から締め出されたんですよね…」
ガード「くっ、ハイエナどもめ」
撫 子「それは褒め言葉よ。いつまでその子を掴んでいるの? 離しなさい」

156 :名無し菊水:03/01/16 21:15
「ついでにもう少し掃除しておくか」
「いや、全く」
(パキュン! パキュン! パキュン! パキュン! パキュン! パキュン!)

157 :名無し菊水:03/01/16 21:43
>132,156
水上「嫌だよう…」
教授「あはははーっ。あはははーっ。あはははーっ」

そこへ、パキュン! と流れ弾が『教授』の瓶底眼鏡の右のレンズに命中する。
「──ほえ?」
弾丸は何故か瓶底眼鏡に弾かれ、だが同時に教授をひっくり返した。
ゴン☆と床で頭を打ち目を回す教授。
そして変な蟲は、ぺちゃりと手術台の上の少年のお腹の上に落ちた。

(((((((((((゚∀゚)バオー

「わっ、わっ、くるなっ。ふーっ! ふーっ!」
少年は息で蟲を吹き飛ばそうとするが、蟲は身体を蠕動させながら腹部の傷口目指して這い寄ってくる。

       (((((((((((゚∀゚)バオー

蟲はズルリと、少年のお腹の中に潜り込んだ。
「うあっ…」

158 :名無し菊水C:03/01/16 21:45
>157続き。

その蟲の尻尾を間一髪掴んだのは、名無し菊水Cこと後藤 緑。
身体を強張らせ目を閉じていた水上は、そっと目を開く。
「……菊水Cさん?」
「大丈夫か……という状態では無さそうだな」
倒れた教授と手術台の水上を見比べた後藤は蟲を踏み潰すと、用意してあった手術用の糸で
手早く少年の腹の切開部を縫い合わせてゆく。傷口を縫った経験は、戦場で何度かある。
「菊水Cさん、どうしてここへ?」
「任務で粛清対象を追っていただけだ……取り合えずこれでいい。後でちゃんとした医者に縫い直して貰え」
後藤は水上の拘束を解き、自分の上着を羽織らせた。
「うん、ありがとう」
水上は手術台から飛び降りると、大きなタンコブつくって目を回している教授の顔を覗き込む。
「……へえ。やっぱり教授って、眼鏡とると可愛いんだ」
ちゅ…。
「ふふっ。これは、お返し」
「水上君、よくそんな劇物に……」

159 :菊水特務研4研:03/01/16 21:56
その夜。
疲れ果て仮眠室で死んでいる研究員たち。
研究所の廊下を、蔡川の靴音が響いてゆく。
こつ、こつ、こつ、
IDカードによる認識、指紋認識、音声認識、網膜認識、虹彩認識の5つのゲートを抜け、
最重要立入禁止区域に足を踏み入れる。
時が凍りついたような、静止した空間。
「いつ来ても陰気なところね……」
ドーム状の一室にたどり着く。部屋の中心には、液体の満たされた透明な円柱。
こぽこぽと気泡のたつその円柱の下には、「O.N.I.」の文字が刻まれている。
液体の中ほどに浮かぶ、グロテスクな細胞塊を横目で見ると、すぐさま通り過ぎる。
部屋の奥には小さな端末があった。
蔡川が2,3操作すると、プリンタからはバーコードと数字だけが書かれた
特殊暗号のデータが出力される。
自分の研究結果だというのに、いつもながら面倒なこの作業だが、
それまでの人体工学会を10年は追い抜いているといわれた彼女の論文は、
特務研内部でもトップクラスの機密。主任クラスしか閲覧は許されない。
もっとも、それぞれの主任はその専門分野において、似たような機密を創り出している。
だからこそのそのポストなのだが。

160 :菊水特務研4研:03/01/16 21:56
蔡川は、このデータによって特務研に引き抜かれた。
当時の上司にメールで送信して数時間、仕事場にやってきた菊水に身柄を拘束され、
いつの間にかこんなところまで連れて来られた。そしてこう聞かれた。
「あはは〜っ、お金はいくらでも出ますからっ、ここで働いてみませんか?」
現在の上司の言葉だ。笑ってしまう。断ったらどうなるか分からない、そういう場合は
引き抜きではなく脅迫というのだ。頷くしかないだろう。

昔の職場、つくば皇立医科学研究所では、義肢装具の研究開発をしていた。
萌宮もなこ内親王殿下にお会いしたことがある。
蔡川が、人間よりも人間らしく、それでいて精密に動く義手のデモンストレーションをしていたとき、
皇太子妃のお膝の上で殿下は泣き出してしまわれた。余程不気味だったのだろう。
カメラのフラッシュが飛び交う中、蔡川は落ち着き払って殿下に近づき、話しかけた。
世の中には怪我や病気で四肢を失った人々がたくさんいる。
その人たちのための装置がこの腕なのだと。
まだ小さかった殿下だが、彼女の熱意が伝わったのか、懸命に頷いていたのを覚えている。
「私の整備した人形が、あの方の御側に行くことになるなんてね」
人生は分からないものだ。プリントの束を抱え、彼女は苦笑した。

161 :ROM:03/01/17 16:41
ふぅ・・・R国製防弾チョッキのお陰で助かったか・・・
例を言うべくはヤ(略)オクだな

>157
>名無し菊水=69式瓶底眼鏡教授?
名前書き換えてないぞ

162 :ROM:03/01/17 16:59
むう、少し追い詰めてシマ-タようだ。ROMに戻るとしよう

163 :名無し菊水B:03/01/17 23:19
>161,162
逃げられたか……まさか防弾チョッキとは、一体何者?
だが次は、仕留めるっ!!

「皇室に対する不適切な発言」
「ROMなのに喋りまくり」
「るーる違反」
以上の併せ技により、菊水粛清リストの第2位にランキングされまつた。

>名前書き換えてないぞ
間違いではないのですが?

164 :生きては帰れぬ病院:03/01/17 23:48
廊下を進む足音が二つ。
病院ではあるが病院ではない所。それが菊水総合病院である。
ここに通院する者は普通の患者ではありえない。
霊障を受けた者、験体となった者と、なる者…等等。
通常の病院では到底治療できない、治療を許されない。そういった者たちが通院し、入院する。
そのICU…別名「この世の果て」を進む二つの影。静かな、死と隣り合わせの世界。
かつん。
足を止める。くるり、と90度体を回転させ、ドアを示す。
と、もう一人が背伸びをして、ドアに付いた窓を覗く。
コンクリートの壁しかない、牢獄のようなその部屋の中で人型のモノが暴れていた。
「あやつはな、『憑かれ』だ。月夜には手が負えぬのでこうして閉じ込めている。」
「まるで狼男ですね〜。」
「まあ、遠くもないな。憑かせて変異させるというような事も考えるのだがな。」
「うーん、戦意高揚薬だったら携帯できるようにしないといけませんね。」
「そういうことだ。よっていまだに研究中。」
かつかつ。
再び歩き出す。白衣の裾が大きく揺れ、後を追うように割烹着の足がぱたぱたと音を立てる。
「で、涼菜ちゃんが見せたい子ってどの子なんですか?」
「…名前で呼ぶなといっておろう…こいつだ。」
示された窓の向こうでは少年が一人眠っているようだった。
「開けてもいいんですか?」
「どうせ起きぬ。」
中に入る。消毒液の匂いと点滴の薬の空気までが清浄化されたような臭い。
飾り気の一切ない部屋のベッドに眠る少年は生気を失っていないように見えた。
「朝になれば起きそうな感じですね。」
「そう見えるであろう。が、こいつは起きぬ。ここで3年、眠っているのだよ。」
冷然と言い放つその言葉には彼の人生における取り返しのつかない年月に対して何の感情も抱いていないようだった。
「3年、ですかぁ。」
「そう、3年だ。今までいろいろな病院をたらいまわしにされてな、ついにここにやってきたのだよ。」
女…水原涼菜特務8研主任はそう言って唇の端を歪めて見せた。「この、『この世の果て』にな。」

165 :生きては帰れぬ病院:03/01/18 00:13
「こやつの家は古い血の一族でな。こやつはその家の当主となるはずであった。が、
3年前の交通事故でこの始末よ。医学的に言えばまったくの健康体。が、こやつは目覚めぬのだ。」
「で、あたしの出番なんですね?」
割烹着の女が笑う。
「うむ、まあ薬品で何とかなるレベルであればよいのだがな。悪くすると隣の奴と同じ運命だ。」
「…古い血って…”そっち”なんですか。」
「ああ、こやつの体はさぞ魅力的に見えることだろうよ。で、まあ精神レベルでは行動可能という領域まで
宇月に何とかしてもらったのでな、今アリスでリハビリをさせている所よ。」
「精神レベルでの行動を維持できるように生命力を維持しないといけませんねえ。」
「そういうことだ。」
ふと、部屋の四隅を見る。何気ないように見えて浄化塩で結界を張ってあった。

部屋を出る。
「親族連中からは何とかしろといわれてはいたのだが、実際あやつには戻るところはもうない。」
「なんでですか?」
「皆死んでおるのだよ。あやつに帰る家はないのだ。とはいえ、むやみに化物を作るのも趣味ではないからな。
生き延びられると言うのなら生かしてやろうと…な。」
「やってみますね。」
「頼む。」
二人は廊下で別れた。立ち去る割烹着姿の女、七夜を見送りつつ水原は苦笑した。
「ふふ、笑止だぞ水原涼菜。お前は少年の”血”にのみ興味があるのではないのか?
発現すれば特異な力を生むというその”古い血”に!何を甘い台詞を吐いている!はは、なんて偽善だ!」
静かな暗い廊下に乾いた笑い声が響き、吸い込まれるように消えていった。

そして闇の中に割烹着の姿が浮かび、笑い顔を浮かべてからまた、消えた。
「…興味なら…私にもあるんですよ?うふふ……」

166 :貫大人:03/01/18 16:49
やれやれ―――――なんとか潜り込めたか。
俺は内心で安堵の息をついた。
装いこそ黒のスーツで包んではいるものの、
トレードマークの長い三つ編みが後ろに下がっている。
まぁ、簡単な催眠術も使いはしたが、それにしても簡単すぎる。
罠でもあるんじゃあるまいか―――――そんな気を起こさせた。
まぁ、今更云っても始まらない。
虎穴に入らずんば何とやら、だ。
 
パーティ会場には政界の要人やら何やらが集まり、談笑していた。
見知った顔も何人かある。彼らに見つからないようにしながら、
俺はボーイの一人からグラスを受け取ると、シャンパンを口に含む。
炭酸の刺激が舌の上で踊る。
 

167 :貫大人:03/01/18 16:50
壁にもたれながら、もなこ様の姿を探していた俺の目に映ったのは、
一人の少女の姿。あれは――――――そうだ、かなえ様だ。
直接、話をしたことはないが、間違いない。
彼女は、挨拶回りをしているようだ。愛想よく笑顔を振り撒きながら、
人形のようなお辞儀を繰り返している。
だが、同時にその背後に目を光らせる男の存在にも気付いた。
その姿を見て、俺は目的を察した。
 
―――――そうか、そうか、そういうことか。
西朝など、既に貴様らの掌の上にあると言いたいわけか。
西朝皇統は北朝の一部であると宣伝させているわけか。
思わず、手に力が入る。
そして――――――それ(>112)が訪れた。
握っていたグラスが割れ、手に鈍痛が走る。
だが、その痛みもほとんど感じなかった。
 
外へ出された彼女達を追って俺も外へ出る。
その一行が一室へ入ったのを見届けると、ドアを蹴破るように中へと踏み込んだ。
胸倉をつかまれ、宙に吊られている少女。
その少女に無慈悲な拳を浴びせる男。
それを見た瞬間、心のリミッターは完全に弾けとんだ。
 
「かしこくも尊き皇統に連なるお方に、かくも盛大なもてなし、全く涙が出ますなぁ。
 貴殿には、私からそれに対する感謝を受け取っていただきたい―――――」
 
にこりと微笑を浮かべると、俺は疾風の如く室内へと飛び込んだ。

168 :ヤコブレフ:03/01/18 19:17
ど、どうしようー。
うーん。今日のラブお姉ちゃん、だめだめだよぅー。
こうなったら、ちょっと古典的だけど、あの方法を使ってみよー!
「あ!!あんなところに空飛ぶピロシキがー!」
「ええっ?!」
いまだー!えいっ!ううーん、ラブお姉ちゃん結構重たいようー!
このまま走って逃げちゃおうー!

あー!帽子おっこっちゃったよー!耳が丸見えだよー!
…あのお姉ちゃんは…見てる、見てるよー!ヤッコちゃん、絶体絶命のぴんち。

169 :萌平かなえ:03/01/18 19:37
…なんだか人が集まってきたな。TV局と…黒いタキシードを着たみつあみ。
どうやらこの場は、これ以上殴られなくて済みそうだ。…殴られるのは馴れっこだけど、
痛くないわけじゃないからな…。
「お願い!助けて!」
私はタキシードの男の方へと駆け出した。

170 :ちゆ:03/01/19 22:44
>>168
ちゆ「別に変なところに連れ去るわけじゃないんだから、そんな強引にしなくても。」
ヤコブレフ「(えっ、えぇ〜! き、気づいてないのー?)」
ちゆは帽子を拾ってほこりを払うと、ヤコブレフにかぶせる。
ちゆ「お姉さんが心配なのね。」
ヤコブレフ「ありがとう・・・。(この人気づいてない! よ、よかった〜。)」
ちゆ「その耳飾り、お姉さんとおそろい?」
ヤコブレフ「(びくっ)そうだよ〜。お、おかしくない?」
ちゆ「私の周りにもそうゆう人がたくさんいてね(猫耳兵さんたちとかね・・・)。結構見慣れてるんだ。」
ヤコブレフ「へぇ〜、そうなんだー。」
ちゆ「それに、似合っててかわいい!」
ヤコブレフ「ありがとー。・・・えと、医務室ってこっちでいいんだよね。」
ちゆ「そうだよ、一人で大丈夫?」
ヤコブレフ「うん、大丈夫。」
そういって歩き出そうとするヤコブレフ。
ラボーチキン「うう〜ん・・・、はっ、ここは・・・。」
ちゆ「あ、気がついた。」
ヤコブレフ「ラブお姉ちゃん、もう大丈・・・」
ラボーチキン「タオルが無いですわ! 耳を隠さないと私が機能強化少女だってことが(ゴキ)」

ヤコブレフの後頭部がラボーチキンの顔面にヒットした。

ちゆ「機能強化・・・・?」

171 :スヴェトラーナ・シスターズ:03/01/20 00:46
ヤッコ「あうう、ほんとうに、なんでもないんだよぅー!
お姉ちゃん、まえからピロシキがパソコンでメモリがボードだって、だから機能強化しなくちゃって、
うん。そういってたのー。じゃ、お姉ちゃん、ありがとうー。もう、行くね!」

イリュ「なんだ。こんなところにいたのか、ヤッコ。あ、ラボーチキン、お前、耳、耳!馬鹿、
私たちが機能強化少女だってばれたらどうするんだ!早く隠せ!」

イリュお姉ちゃん…今日はイリュお姉ちゃんもだめだめの日だったんだね…。

ヤッコ「ラブお姉ちゃんも、イリュお姉ちゃんも、どうして空気読めないのー!!
ここは日本帝国!その帝都!おまけに今日は皇女殿下主催の晩餐会なんだよー!あの悪逆非道の
「キクスイ」が護衛にきているんだよぅ!ヤッコちゃんたちのことだって多分とっくに察知されてる
のに、なんでそんなに機能強化少女機能強化少女って連発するのぉーーー!」

ん?キクスイ?
ヤッコ「あの〜お姉さん、その格好からして警備のキクスイの人だよねー( ;゚Д゚)
今の話ぃー、ぜんぶぅー、きいちゃった?うわぁー!ヤッコちゃんまで、だめだめだよぅ!!
はっ!まさか、だめだめになる結界が既に?うわぁー!うわぁー!うわぁー!」

イリュ「騒ぐな、ヤッコ。すいません。私は在日R国武官アレクサンドル・メメクラゲフスキー大佐が
次女、イリュミネスタと申します。どうも姉のラムメリタと妹のヤックフェスタがご迷惑をおかけ
しました。ほら、行くぞ、ヤッコ。」
まずいな…3人でちょっと喋りすぎたか。とりあえず、このはったりで逃げられたら幸運だな。
この女がどれほど頭が回るのか、どれほどの使い手なのか…。それによっては…どうなる?

172 :貫大人:03/01/20 01:24
>169
カメラまで回っているのか――――――厄介な。
まぁ、そっちは後で幾らでも潰しは効く。
かなえ様へと伸ばす男の腕を掴み、捻りを咥えて投げ飛ばす。
受身も取れずに顔面から床に落ちたその男は無様なうめき声を上げる。
その頭を足で踏みつけると、他の男達を見渡す。
 
「君達は目が曇らされているようだな。意味もない驕りに!
 今、ここでその目を覚まさせてあげようか?」
 
怒った一人の男が抜刀して襲い掛かってくる。
その一振りを半身を捻って避けると、手首を掴み、投げ飛ばす。
だが、俺の手にはその刀が残っている。
古流柔術でいう無刀取りというやつだ。
その刀を床に突き刺すと、にっこりと笑いかける。
 
「これ以上、恥をかく前に退散してはどうだ?一帝国市民の一人としても、
 北朝の人々の醜態を晒させるのは忍びないからね」
 
男達は顔を真っ赤にさせながらも、倒れた奴をひきずって部屋を出て行った。
それを見届けると、俺は扉を閉めた。TVクルーももちろん、外に押し出した。
 
「さて、と。お怪我はありませんか、かなえ様?」


173 :撫子@迎賓館:03/01/20 20:45
>172
「……どうなってるのかしら?」
撫子は部屋の前でうろうろしている。そのまま行く事なんて出来ない。
「とんだハプニングでしたね」
ガードと睨みあっていた二人の目前で、横から突然飛び込んできたタキシードの男が
男達を叩きのめし少女を救った。アクション映画のワンシーンのような胸のすく展開だったが、
圧倒的な強さでガードを追い払ったその男は、有無を言わせず撫子達も部屋から追い出した。
礼儀知らずの行動だが、少女を殴った男達に対し余程キレていた様子だったので仕方ないだろう。
いつもはしぶとい撫子も、その勢いに圧されて引き下がってしまった。少しだけ。
「あの子が駆け寄ったところをみると、知り合いじゃないんですか?」
「……カメちゃん、私ここで待ってみるから、テープを持って先に帰ってて」
「えっ?」
「勘だけれど、特ダネの匂いがするわ。子供に暴力振るうあの連中も許せないし。
帰ったら直ぐ取材を始めるから、用意しておいて」

174 :萌平かなえ:03/01/21 00:07
「…あははは。ほら、こっちも、こっちも。怪我だらけ。」
腕をまくって見せると、今まで受けてきた暴行の跡が痣となって残っている。
「ほぉーら、こっちも、怪我だらけ、傷だらけ。薄汚ねぇ連中だからな、見えるところは殴らねぇのさ。」
ワンピースドレスのスカートを胸までめくる。少女らしい起伏の上にやはり暴力の痕跡。
「ふー。ま、あんたにここで助けてもらったところで、どうせまた後でなにかされるんだ。あんたの
やったことはただの自己満足。自分の正義感を満たしただけ。本当に!くだらない!あはははっ!」
ぱっ、と裾を離す。ふわり、とスカートが落ちる。

175 :ちゆ:03/01/21 01:26
>>171
イリュ「・・・ご迷惑をおかけしました。・・・・」
ちゆ「いえいえ、そんな・・・・。」
私は冷静を保ちながら受け答えをした。

・・・ ぁ ゃ ι ぃ。
“機能強化少女”
“悪逆非道の「キクスイ」”
“耳”、“早く隠せ”

挙動不審なんてもんじゃない。怪しすぎる。
・・・でもこんなところで騒ぎを起こして式典を台無しには出来ないし・・・。

少し考え、呪符を取り出した。
ちゆ「(ぼそり)式神よ、在れ。」
符は形をかえ、小さな蜂となる。
ちゆの手から離れた蜂はラボーチキンの服の中にもぐりこんだ。

三人の姿が見えなくなってから、詰所に連絡を入れた。
ちゆ「怪しい三人を発見、式神をもぐりこませました。霊視で発見できるはずです。」
霊警A「了解、そのまま巡回を続けてくれ。こちらで会場の警備に連絡する。」

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